金北山
以前、新潟を通った時、いつか佐渡島に行ってみようと思っていたが、調べると佐渡最高峰の金北山(標高1172m)という山の縦走コースがあるということで、行ってみることにした。
縦走コース
コースは、ドンデン高原ロッジというところから、白雲台というところまでの15キロ弱のコースだ。
フェリー
キャンピングカーごとフェリーで行けば、往復36,740円かかるので、車を新潟港に置いて2等船室で向かうことにした。片道2,810円だ。
朝イチのフェリーは6時00分発なので、近くの道の駅で車中泊し、5時起きで向かった。
佐渡の両津港まで2時間半の船旅、久しぶりに2等船室に乗った。絨毯敷きのフロアーに雑魚寝、眠たいので寝ていこうと思ったが、背中が痛くて眠れなかった。
両津港が近づいてきた。金北山も見える。
ドンデンライナー
8時30分両津港着、8時50分発のドンデンライナーという乗合バスで登山口に向かう。
佐渡は、ほかの地域では見られない花が数多く見られるため、「花の島」と言われるらしく、ドンデンライナーはその時期の4月23日~5月31日の間のみ毎日運行される。
従って、この時期を外せば、タクシーで向かうかレンタカーを借りて行くしかない。
そして、このバスは、完全予約制なので前日までに予約の必要がある。
*新潟交通佐渡株式会社 定期観光バス予約センター
(TEL:0259-52-3200 営業時間 9:00~17:00)
縦走開始
ドンデンライナーで約50分、ドンデン高原ロッジに到着、9時40分、縦走開始だ。
マトネというところに着いた、目指す金北山も見えるが、遠い・・!行けるか?
両津港と加茂湖が見える。加茂湖は、汽水湖で、日本百景の一つらしい。新潟県で最大で、日本の離島の中でも最大の湖沼らしい。
縦走路は、アップダウンを繰り返すが、展望もよく快適だ、だが、まだ遠い!
真砂の峰というところだが、目指す金北山も近づいてきたので、昼食を取る。
6時発のフェリーで来ると、新潟港も両津港のフェリーターミナルの売店も空いていないので、新潟港に着く前のコンビニで食料を調達しておかないといけない。
天狗の休場を通過、金北山までもう少しだ。
あやめ池を通過すると、残雪が現れる。
踏み固まっているので、気をつけて登れば、アイゼンなどはいらない。
山頂直下の残雪を登れば、金北山山頂だ。山頂に勝軍地蔵を祭る金北山神社がある。
記念撮影!
展望がいい!
佐渡 金北山 pic.twitter.com/wCLMxmC9rJ
— matt (@matt88998224) 2022年5月16日
金北山から先は、防衛省の管理道路なので、登山届が必須らしい。
僕は、前日、佐渡トレッキング協議会にアクセスし、登山届のPDFファイルをダウンロードし、セブンイレブンのネットプリントアプリを使って印字して、ドンデン高原ロッジで登山届を出した。
白雲台近くから見た金北山山頂だが、建物の多くは、かつて防衛省が使っていた建物らしい。
時間があったので、妙見山というところまで行って、白雲台に来た。
ここではみんなアイスクリームを食べている。例に違わず僕もいただいたが、やはり特別に美味い!
ここからは、金北山ライナー(白雲台発 16:30→両津港 17:10)で港に向かうが、これも完全予約制なので、行きのドンデンライナーと合わせて予約しておく必要がる。
しかも、このバスは、一便のみなので、乗り遅れるとタクシーを呼ぶしかないが、多少の登山経験があれば、十分間に合う。
ジェットフォイル
帰りは、17時55分発のジェットフォイル(6,900円)で新潟港(19時02分着)に向かう。
安いフェリーは、19時30分発しかなく22時00分新潟港着なので、風呂にも入らなくてはいけないし、ジェットフォイル一択だ。
登山者の多くは、事前に宿を取っていて一泊して帰るようだ。
最後に、佐渡島は花の島ともいわれるらしいので、僕は花には疎いが、写真を何枚か載せておこう。
基本的にブログは当日書くようにしているが、流石に昨日は書く暇がなかったので、一日遅れのブログ更新となった。
できれば、佐渡島で2〜3日過ごしてもよかったが、今回はあまり日程に余裕がないのでまたの機会にしよう。
さて、次はどこに向かおうか?