新日本海フェリー
自宅の佐賀県からキャンピングカー(バンコン)で北海道の旅に出た。
2年ぶりの北海道だ、前回は名古屋から太平洋フェリーで苫小牧に向かったが、今回は、京都の舞鶴港から新日本海フェリーで小樽に向かうことにした。
この航路の特徴は早いということだ、京都から21時間くらいで北海道に着く、23時50分出航で翌日の20時45分に小樽港に着く。
太平洋フェリーは名古屋から40時間かかる(仙台で3時間位停泊する)。
難点は、出航時間(23時50分)が遅いというところだ。
6月28日に自宅を出発し、途中で一泊し29日の22時頃フェリーターミナルについたが、すでに乗船待ちの車が列を成していた。
この航路は6月中は、月・水・金のみの運行で、7月からは料金が1割上がる、4段階位の値段設定があって、6月までは最安値で乗船できる。
29日が値段の安い6月最終日なので、集中したのだろう。
加えて団体客(自衛隊)がいた、かなりの数だ。
トラック、自衛隊車両、オートバイの順で乗船するが、普通車の乗船が始まったのは、出航時間の23時50分頃だった。
結局、出航は40分遅れの0時30分になった。
フェリーは何度か利用しているが、出航時間が40分も遅れるのは稀だろう。
部屋は、ステートBという個室を予約していた。二人部屋だが、6月までは貸切料金が取られないのだ。
これより下のクラス(ツーリスト)は、出入口がカーテンなので、テレビを見るにもイヤホンを借りて見ないといけない。
テレビは、地上波とBS放送が見れるが、地上波は陸地に近いところだけなので、ほとんどBSのみと思ったがいい。
携帯も沖合を航行中は入らないので、少し手持ち無沙汰だ。
とにかく、乗船時間が遅かったので、速攻就寝した。
船尾にはオープンテラスもあり、翌朝は晴れ間もあったので大海原を満喫できたが、新潟辺りから曇り、次第に小雨や混じりの天気だったので、快適な船旅とはいかなかったが、ほとんど揺れもなく、船酔いしなかったので良しとしよう。
この船の全長は224.8メートルの大型フェリーだが、30ノットで走る。
1ノットは1.85キロくらいなので、時速55キロで走るということだ、すごい!
舞鶴から小樽までの航路は1000キロ以上あるので、時速50キロ以上で走らないと20時間そこらでは着かない。
それにしても200メートル以上ある船が55キロで走ることが信じられない。
これは、朝食だが、和食のメニューもあるし、うどんやカレーなどもある。朝、昼、晩でそれぞれ5〜6種類のメニューが用意されている。
僕は食べなかったが、夕食では、北海道ならではのシャケイクラ丼や石狩牛のローストビーフなどもある。
とにかく、出航は遅れたが、時間通り30日の20時45分に小樽に着いたので、港から約1時間の道の駅に来て、ブログを書いている。
九州は梅雨も明けて連日猛烈な暑さだが、北海道はやはり涼しく良い。ただ、この先天気が悪い。梅雨時期なので梅雨のない北海道に来たつもりなのに・・・・。