老いてたまるか!

残された人生で今が一番若い!山旅と雑記のブログ

ぶらっと四国へ・・北部九州からの費用

四国へのアクセス

2月8日、バンコン(キャンピングカー)で、佐賀県鳥栖市を出発し、四国の愛媛県にある石鎚山登山を楽しんで2月13日帰宅した。

仕事を引退して時間を持て余しているので、今回は一般道(主に国道2号線)をタラタラ北上して、しまなみ海道を渡ったが、山陰線と比べ2号線は混むし走りにくい。

北部九州から四国へのアクセスはフェリーも便利だ。現職中はフェリーも利用していたので、各料金について計算してみた。

 

f:id:kannrekizizi:20210213193825p:plain

四国旅客協会

フェリーで小倉〜松山間は、約20,000円

北部九州から愛媛県に限っての航路について、5メートル未満の乗用車で乗船した場合の料金(2月現在)を調べてみた。

小倉〜松山[20,100円 7時間05分]21:55発5:00着1本

別府〜八幡浜[12,960円 2時間50分]

臼杵八幡浜[11,550円 2時間20分]

佐賀関〜三崎[ 8,860円 70分]

(各運行会社で往復10%割引等の制度がある。)

となる。

僕は佐賀県なので、比較するため小倉〜松山間の各通行費用を出してみる。

一般道で小倉〜松山間は、約9,000円

距離は450キロ弱、僕のハイエース、リッター10で計算すると、ガソリン45リットル、1リットル130円で計算して5,850円。しまなみ海道ETC料金2,950円(休日は2,310円)を足して約9,000円。

食事休憩等を考慮すれば10時間程度かかる。

高速道路で小倉〜松山間は、約15,000円

距離約450キロ、燃費は上がるので、ガソリン40リットルで計算して5,200円、高速料金7,000円弱+しまなみ海道料金2,950円を加えて約1,5000円。

時間は食事休憩等入れて約5時間程度だろう。

高速道路夜間割引(0時〜4時)、休日割引ともに30%割引を利用すると高速料金が−2,000円で総費用約13,000円となる。

運転の時給換算

一般道の運転時給1,100円

一般道(約9,000円)とフェリー(約20,000円)を比較すると、その差額は約11,000円になる。つまり一般道を約10時間運転する事によって約11,000円浮く事になるので、運転を賃金に換算すると時給1,100円となる。

高速道路の運転時給1,000円

高速道路を同様に計算するとフェリーとの差額(5,000円)を5時間で割るので、運転時給1,000円となって一般道より少し安くなる。

休日割引料金等で計算するとフェリーとの差額が7,000円になるので5時間で割ると時給1,400円となる・・費用対効果が高い。

料金等は、あくまで僕の車の場合の片道料金の概算なので、往復だと倍になるし、軽乗用車や同乗者が多数の場合は一人当たりの費用が変わってくる。

結論

僕の場合は、時間の制約がないので、疲れたらコンビニや道の駅に寄って休憩する。昼寝のつもりで横になったら2時間寝ていたこともあるので、運転についての負担は思ったほどない。

一般道を運転した方が費用は抑えられるが、車で旅をする上で、一番気をつけたいのは交通事故だ。一般道と高速道路の事故比率で言うと圧倒的に一般道の方が多いし、フェリーに乗ればほぼゼロだ。

そういったリスクを含めると経済効率だけで判断する訳にもいかない。一般道は山口県国道2号線は走りやすいが、広島県境辺りから渋滞するし広島市内は通りたくない。

個人的には、山口県は一般道で広島県は高速道路を利用したい。休日割等が利用できれば全線高速道路もありだし、道中も旅の一部だ、運転に疲れたら帰路はフェリーで船旅を楽しむのもいいだろう。

愛媛県ではなく、高知県徳島県に行くのなら運転距離も伸びるので計算が違ってくるが、別府からフェリーで渡り、四国の高速を使うのが距離的にも効率がいいように思う。 

今回の旅で気付いたこと

しまなみ海道の料金は、ETC利用で2,950円だが、現金払いだと4,920円となっている。何故か2千円も高い。

山口県の道の駅、ソレーネ周南は好きな道の駅だが、大型トラックが異常に多い。

車中泊させてもらったが、大型トラックが30台位駐車していた。敷地も広大で問題ないが不思議だ!

調べてみると、山陽自動車道、徳山西ICから降りてすぐのところで、ETC2.0搭載の車であれば、高速の途中下車扱いとならない社会実験の対象施設らしい。

次に四国に行くときは徳島まで足を延ばしたい。”ぶらっと四国”ではなく、”がっつり四国”といこう。