老いてたまるか!

残された人生で今が一番若い!山旅と雑記のブログ

姫神山登山


姫神山は北上高地の北部、岩手県盛岡市にある標高1,124mの山だが、歴とした日本二百名山の一座だ。

この山は、独立峰で三角錐の美しい山容が特徴の山で、古くは、岩手山早池峰山と共に北奥の三霊山として山岳信仰の舞台であったらしい。

ということで登ってみることにした。

 

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登山口は、一本杉登山口で、ここには広い駐車場がある。

写真正面に姫神山があるが、山頂付近は雲に覆われている。

昨日の予報では、午前中晴れ予報だったので早朝に来たが、朝になって曇り予報に変わっている。

明日は寒波で雨予報なので登ることにする。

 

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登山口からしばらく進むと登山口の名前になっている一本杉がある。

樹齢250年ほどらしいが、びっくりするほど大きくもない。

 

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階段状の登山道をひたすら登ると5号目に着く。

見えにくいが、山頂まで1,360mと書かれている。

 

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樹林帯の中を軽快に進んでいると、また階段が出てくる。

 

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8号目に着いた、山頂まで720mと書かれている。

親切だが、この情報いるかな?

 

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9号目付近からは、岩稜帯になっている。

滑るし歩きにくい。

 

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山頂到着、ここには一等三角点がある。

だが・・・霧の中で風が強い、視界ゼロ!

本来なら対面にある岩手山がくっきり見えるはずなのに残念だ。

 

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折角なので、山頂手前で追い抜いて来た若い人に撮ってもらったが、寒くて縮み上がっている。

麓には姫神嶽神社があって、山頂には姫神大明神が祀られている。

そもそも姫神山とは、謂れのありそうな名前だが、西に聳える男性的な岩手山に対し女性的な山容から姫神山と呼ばれるようになったらしいが、岩手山とこの山は北上川を挟んで対峙するような位置関係にあるので、盛岡市からは両方の山容を拝むことができる。

 

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下りは、コワ坂登山口に降りることにした。

こちらは、山頂直下は急坂で滑るのでロープを掴んで降りるが、それを過ぎると傾斜も緩くなり快適に歩ける。

 

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コワ坂登山口に降りてきた。

ここからは、林道を一本杉登山口まで戻る。

 

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無事登山口に到着した。

 

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良くあることだが、下山したら晴れた。なだらかな山容だ山頂も見える。

しかし、この晴れ間も30分程度で、午後には雨となった。

GPSログ

累積標高は600m強で、距離も6キロ強だった。

二日続けての登山で、足は筋肉痛のままだし、九州からの運転で腰も痛い。

明日はゆっくりしよう!