老いてたまるか!

残された人生で今が一番若い!山旅と雑記のブログ

確定申告に行ってきた

初めての確定申告

結論から書くと意外にあっさりと終わった。

去年3月まで公務員だったので、確定申告の経験がない。

公務員時代は年末調整で源泉徴収されていたので必要なかったが、年末調整時に保険料などの控除手続きを行っていたので、似たような手続きの確定申告も然程難しくはない。

ただ、昨年から家賃収入があるので少し面倒だ。

国税庁のホームページで調べまくったところ、確定申告書の他に”収支内訳書”というのを作成しないといけないらしい。

確定申告の方法

税務署で手書きしてもいいし、税務署設置のパソコンで入力してもいい。

国税庁のホームページを見るとe-Taxと言うネット申請もできる。

また、ホームページの入力フォームから自宅で入力し郵送してもいいし、印字し税務署に持ち込む方法もある。

僕は、初めての確定申告だし、収支報告書に不安があったので自宅で入力、印刷して税務署に持ち込む事にした。

提出書類

確定申告書Bと収支内訳書を提出する必要がある。

確定申告書Bは去年(公務員時代)の源泉徴収票、保険料の控除証明書を保管していたので、何なく終わった。

収支内訳書は、家賃収入の収支を入力しなくてはいけないが、不動産会社が年次の賃料等精算報告書を送ってくれているので、簡単に入力できる。

問題は必要経費だ。

家賃収入から必要経費を引いた純利益に課税されるので、必要経費があればできるだけ計上したほうがいい。

必要経費として認められているものは、

・固定資産税、都市計画税

・共益費、修繕積立金

・修繕費

などだ。

ただ、固定資産税も、共益費、修繕積立金も、口座振替なので領収書も何にもない。

マンションを賃貸に出すときに壁紙などを張り替えたので、修繕費として計上できるが、見積書はあったが、領収書が残っていない。

領収書の再交付を依頼しないといけないものか・・。

税務署に行く 

書類は作成できたが、収支報告書の裏付け資料が乏しい、必要な領収書は後で揃えるとして、初めてなので、税務署に行っていろいろ聞きながら、検算してもらうことにした。

ホームページで混雑状況も分かる様になったている。空いてるようだし、雪も降ってきたので少ないだろうと、行ってみると1時間後の受付の整理券をもらった。

駐車場も満車に近いので、1時間どこかで時間を潰して来て下さい・・とのことだった。近くのスーパーで買い物して時間を潰して行くと、待機場所みたいなところで、30分待たされ会場に案内された。

僕の住んでいる佐賀県鳥栖市の税務署は、1時間に20人程度を受け付けているようで、会場には、職員さんが10人程度いて来訪者につきっきりで教えてくれる。時間がかかるはずだ。

僕には、若い職員さんが付いてくれたが、事前に作成していた申告書どおりで何の訂正の必要もなかった。

裏付け資料に乏しい収支内訳書も何の指摘もなくOKだった。これには少し驚いた。金額の分かる資料はあっても、領収書がない、ほとんど自己申告だ。

結局、事前相談兼検算のつもりで行ったのに、すんなり申請が終わった。

失礼だが、結構適当な気がした。

しかし、あくまでも申告なので、申告をもとに一定の調査をして、修正申告や追徴課税をしてもらうと言うことだろう。

今の煩雑な税制度ならやむを得ないし、一層のこと全ての税制を撤廃して消費税を30%位に上げたら、確定申告なんて必要ないのに・・贈与税は必要か、まあ、無理そうだ!

それと申告書には押印の欄があるが、押印は廃止になっていた。恐らく、殆どの行政書類の押印は廃止されているはずで、代わりにマイナンバーが必要だったりする。

不動産等の収入があれば、事業報告を税務署にして、青色申告をしたほうがいいと言う話もあるので、職員さんに、たった1件の不動産でも事業報告した方がいいですかね・・と問いかけたら、近くにいる職員さんの方に目をやり無言だった。

恐らく、低額でも青色申告の方がいいと言うことだろう。来年に向けてゆっくり調べてみるか。

それとラインで受付予約もできるらしい。来年は、e-Taxで申請してみようと思うが、できなければ、ライン予約で来てみよう。