老いてたまるか!

残された人生で今が一番若い!山旅と雑記のブログ

税金の還付!

確定申告に誤りがあったので更正申告をしたら税金が還付された。

確定申告の誤り

不動産所得があるのに減価償却費を申請していなかった。

2年前になるが、僕は公務員だったので、退職後初めて確定申告に行った。

定年と同時に持ち家のマンションを賃貸に出して引っ越したので、不動産所得がある。

なので、申告しないといけないが、マンションの維持経費など控除されるものも多い。

税務署に行って初めてだと言ったら、係の人が付いてくれたので、その辺のことを聞きながら申告したが、当時、付いてくれた税務署の人は減価償却費について何も教えてくれなかった。

去年だったか、同級生と税金が高いという話をしていて、不動産所得があるなら減価償却費というのを控除できると教えてもらった。

つまり、所得が減るので税金が安くなる、最初に、何処かに相談に行くべきだった。

減価償却費とは

固定資産の購入額を耐用年数に合わせて分割し、その期ごとに費用として計上するための勘定科目と書いてある。素人には難しすぎて何の事かわからない。

今年1月に税務署の相談窓口を予約し教わりながら、減価償却費を算出した。

僕の場合、減価償却費は40数万円だったので、不動産所得からこの分を控除することができて少しだが税金が安くなる。

更正請求

結局、2年間税金を多く払っているので、5年以内(請求期限)に更正請求というのをすれば、税金の還付が受けられるらしい。

大した額ではないが、折角なので8月末に令和2年分と3年分の更正請求書を作って税務署の受付に提出した。

3〜4日後に、個人課税の担当の人から電話があり、不動産売買契約書の写しを送ってくれという。

減価償却費の計算は建物の売買価格を元に計算するからだろうが、先日受付の人は何も見ずに受け取ったのに・・・と思いながら、送るのも面倒なので税務署に持参した。

個人課税の担当の人は、非常に丁寧に教えてくれて、来年以降間違えないよう、減価償却費の計算書まで用意してくれていた。

少し救われた

悪口は言いたくないが、最初に確定申告に行った際に、付いてくれた職員さんは、減価償却費のことを教えてくれなかったし、税務署の相談窓口の人も相談時間は30分なので、分からなかったらまた予約して来てくれというし、更正請求の受付も、直接、担当の個人課税で受ければ2度手間にならずに済むのに・・・とイラついた。

そもそも確定申告は、裏付け資料の確認もしないので、僕レベルの所得など申告しなくても分からない。

おそらく、過少申告する奴は五万といるはずだし、正直ものが損をする現状が気に食わない。

今年はインボイス制度の導入で中小企業は頭を痛めているみたいだが、税制度自体が複雑すぎるし、二重課税も納得いかない。

そんなこんなで税務署は嫌いだが、個人課税の担当の人は、丁寧に然るべき対応をしてくれたので、僕のイラつきも少しは救われた。

結局は、一週間位前に還付の決定通知が届き、今日、2年分で約6万円の還付金が振り込まれた。

少々面倒だったり、イラついたりしたが、6万円返ってきたので良しとしよう!