50/50達成!
9月20日、現地時間の19日、ドジャースの大谷翔平は、敵地ローンデポット・パークでのマーリンズ戦で、3連続本塁打、2二塁打を含む6打数6安打、10打点2盗塁を記録し、前人未到の50/50を達成した。
この試合は、大谷翔平が夢と語ったポストシーズンへの進出が決定した試合でもあった。
逆に言うと、ポストシーズンがかかった試合で、3連続ホームランを放ち50/50を達成し、試合を決定づけたと言うことにもなる。
満塁さよならホームランで40/40を達成した時もそうだったが、神がかっている。
パワーのホームランとスピードの盗塁は相反するもので、大リーグの長い歴史で、この両方で42を超えるものはいなかったものを一気に50の大台まで乗せたと言うことだ。
兎にも角にも、3連続ホームラン、6打数6安打で50/50を達成したというインパクトは強烈で、長らく語り継がれる歴史的な日にもなった。
これでMVPも間違いないだろう。
勝負したマリーンズの監督
50号は、一塁が空いた場面で敬遠もあり得たが、マーリンズの監督は「既に大差がついていて、野球への敬意を込めて勝負に行った。」と語ったそうだが、これを非難する人はいないだろう。
何より、ストライクゾーンに投げ込み2ストライクまで追い込んだピッチャーも凄い。
結局、1ボール2ストライクからの外よりのナックルカーブを左翼スタンドに運ばれ記念の50号献上投手となってしまったが、決して悪い球ではなかった。
ピッチャーにもあっぱれ!をあげたい。
大谷翔平が活躍した時によく見るYouTube映像
YouTubeには、現地映像を集約してアップしている人がいる。僕がよく見るのは「Yonekura」という人のもので、これは、お客さんが客席から撮ったものなので、外野席だったり、ネット裏だったり、ダッグアウトの後ろだったりとあらゆる角度からの映像が楽しめる。
これの何がいいかというと、万歳をしながら打球を見つめている様子だったり、歓喜で飛び跳ねて客席が揺れている状況だったり、抱き合ったり、叫んでいたり、驚きの表情だったり、中継映像では表現できない観客席の臨場感が伝わる。
良く叫んでいるのは、オーマイゴット、ノーウェイ・・・!
今のテレビはYouTubeも見れるので、晩飯時にこの映像を大型テレビで見返しながらビールを飲むのは至福の時間だ。
50号のホームランボール
このホームランボールは、記念球になるので、特別な刻印が入っているらしく数千万の価値があるらしい。
このボールを拾った人は、球団への返却を拒否し持ち帰ったそうだ、それはそうだろう。
ホームランボールの所有権を争った裁判例
過去に、拾ったのは自分だと2人の人が争った事例があったそうで、結局、所有権は半々との結果だったらしいが、その裁判の中で、ピッチャーが投げるまではボールは球団に所有権があるが、バットから弾かれ客席に入った段階でボールの所有権は球団から離れる。
つまり、拾った客のものと言うことになる。
客が買ったチケット代には、そういうボールの価値も含まれると言う判断らしい。
なので、50号を拾った人も堂々と持ち帰り、オークションで数千万を手にすることになるだろう。
また、普通のホームランボールには、何の刻印もないので、MLBは公式認定しないが、民間の認定機関というのもあるらしい。
他のファールのボールとかとすり替えても分からないと思うが、何を根拠に認定するのか理解不能だ。
印象に残った粋なボード
一塁側のダッグアウトのそばにボードを持った少年(少女?)がいて、それには英語で「私は歴史を目撃するために数学の授業をサボって来たんだ!オオタニ50/50」と書かれていた。
それが本当に歴史を目撃する日になったということだ。
因みに、このエリアの席は約30万らしい・・・!
山旅に出れない
まばまだ暑いし、北海道へでも行かない限り、キャンピングカーで車中泊できる気温ではない。
10月には予定があるし、その前に1週間でも旅に出たいが、低気圧も近づいてきている。
もう少し、テレビにかじりついて大谷翔平の応援をしておこう!