バンコンで車中泊をしながら紀伊半島を目指した。紀伊半島の山には登ったことがなかったからだ。
僕の住んでいる佐賀県鳥栖市からだと新門司から大阪までフェリーで行けば手っ取り早いが、今年2月に行かなかった徳島県の山を登りたかったので四国を経由した。
経路
Googleマップに経路を落としてみた。小まめに目的地を入力しないと正確な経路を落とせなかったのでおおよその経路になったが、距離は約2000キロだ。
行程
月日 |
行動 |
車中泊場所 |
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4月19日 |
道の駅ソレーネ周南 |
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4月20日 |
しまなみ海道から四国入り |
道の駅小松オアシス |
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4月21日 |
UFOライン、瓶ヶ森登山 |
道の駅霧の森 |
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4月22日 |
三嶺山登山 |
道の駅第九の里 |
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4月23日 |
フェリーで和歌山入り |
なかへじ美術館前バス停 |
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4月24日 |
熊野古道中辺路 |
道の駅奥の古道本宮 |
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4月25日 |
熊野古道中辺路 |
道の駅パーク七里御浜 |
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4月26日 |
道の駅はしごし奈良県入り |
道の駅吉野路上北山 |
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4月27日 |
八経ヶ岳登山 |
吉備サービスエリア |
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4月28日 |
高速で帰路 |
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3箇所の登山と中辺路 2日間、中辺路は登山と同等の体力が必要だった。
瓶ヶ森はさておき、三嶺、八経ヶ岳は山頂まで3時間かかった。中辺路もかなり足に来る。合わせると5つの山を登った感じだ。
印象に残ったこと
和歌山みかん”清見”
僕は、山で果物を食べるのが好きだ。カップラーメンを食べる人が多いが、クッカーなどの装備が増えるし、スープまで飲み干さないと捨てるところがない。
和歌山の道の駅で”清見”というみかんを買った。オレンジに似たみかんで交配させた品種だろうが、山で食べたら果汁が多すぎて手がベタベタになった。
知らなかったがオレンジみたく包丁で切って食べるものだろう。しかし旨かった。
中辺路を歩いたあと熊野川沿いを下って新宮市にというところに出たが、熊野川の水は非常に綺麗だった。あのクラスの川としては全国でもトップクラスではないだろうか。
川下りもあるようで、是非乗ってみたいものだ。
吉野の山桜
八経ヶ岳登山の帰りに見た山桜が綺麗だった。九十九折の狭い道で車を止めるスペースがなく写真が撮れなかったが、標高1000メートルほどの山肌に咲いていた。
葉桜状態ではあったが思わず車を止めたくなる光景だった。やはり自然のものは美しい。
吉野の山桜は有名で、その群生地からは離れていたが、その一片を見た気がした。
今回の旅は、還暦過ぎの親父には少しハードな旅だったが、天気に恵まれたいい山旅だった。
新型コロナの変異種が各地で猛威を奮っている。次の旅はいつ出れることやら・・・。