老いてたまるか!

残された人生で今が一番若い!山旅と雑記のブログ

ぶらっと四国へ・・宇和島城

今日は登山は止めておこう 

四国の山で標高が高い山は、昨日登った石鎚山周辺と徳島県の剣山周辺に集まっている。

石鎚山周辺の山は、昨日山頂から見通せた山ばかりなので、同じ山系の山に続けて登る気にもならず、徳島まで行こうとも考えたが、調べてみると剣山の登山口に行く道路が”冬季閉鎖”になっている。

チェーン規制ではなく、完全閉鎖だ。四国では、生活道路でないところは除雪しないので閉鎖するみたいだ。

回り道もあるが、僕が使っている登山アプリの1月末のコメントでは、15〜20センチの積雪でタイヤチェーン必須と書いてある。

いづれにしても徳島まで行けば、滞在期間が延びてしまうので今回は見送る事にした。

加えて、朝起きると足腰が筋肉痛で痛い。

どちらかと言うと、腰の方が痛く、朝起きる時手で支えながら起きたほどだ。

一般的な腰痛ではなく筋肉痛なので問題ないが、いづれにしろジジィなので今日は無理をしない方が良さそうだ。

さて何をする・・四国といえば!

最近まで知らなかったが、”四国カルスト”と言うのがあって、これは、愛媛県高知県にまたがる尾根沿いのカルスト大地で、白い石灰石が羊の群れのように見え、標高1000〜1500メートルに広がる大パノラマが堪能できるらしい。

県道383号線別名「天空の道」と呼ばれる・・とか、「日本のスイス」に例えられる景勝地・・だとか、いろんなピーアールをしているみたいなので、調べてみるとここも”冬季閉鎖”になっている・・残念!

他には、道後温泉坊ちゃんの湯、夏目漱石ゆかりの地だが、以前行ったことがあるし、歴史風情は感じるが、何度も行くところでもないので却下。

坂本龍馬ゆかりの地、高知・・遠い、却下。

香川のうどん・・興味が薄い、却下。

城廻り・・人工物にはあまり興味がないが、何故か”城”は好きだ。よし、これにしよう!

宇和島城

前語りが長くなったが、四国の城をパソコンで調べると①松山城高知城丸亀城今治城宇和島城となっている。規模や人気の純だろうが、①②④は行ったことがあるので、③の丸亀城香川県で遠い・・ということで、⑤の宇和島城に行く事にした。

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宇和島は、四国の南西部に位置し、海を隔てれば九州の大分に近い。

宇和島城は、藤堂高虎の築城ということだが、この高虎は、パンフレットによると身長190センチの大男で戦国の猛将と伝えられたらしく、時の実力者7人に重要され、後に大名になったらしい。

前に行ったことのある今治城もこの高虎の築城だった。名前が戦国武将っぽいので記憶している。

他にもいろんな城の築城に関わっているらしく、有名どころでは京都の二条城 の堀や門の配置などに関わっているらしい。

 

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城は、宇和島湾の丘陵に築かれた平山城で、写真の3層式の天守以外の建物はさして残っていないが、天守に至るには城壁を縫って石段を登って行くので、兼ねて湾城として風靡したであろうことは感じ取れる。

松山城高知城と比較すると物足りないが、城として面白いのは、今は埋め立てているが、当時の地図のとおり堀が海だったということだ。

今治城も堀に海水を引き込んだ海城だったが、ここも似ている。

四国の名だたる城は海沿いにある。海上交易が盛んで人口が集中しているから当然だろうが、全国的に海沿いの城は数多くあるとは言え、四国の城の特色だろう。

どうでもいい話

宇和島に向かう途中、給水タンクの水が少なくなったので補給する事にした。

携帯で調べると、宇和島に行く途中に少し山手に入ったところに名水百選の観音水があったので行ってみた。

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行ってみると誰もいないので、昨日使ったチェーンスパイクを洗ったりしていると、年配のおじいさんが来て「近くですか・・」と話しかけてくる。

九州から旅で・・・と話すと、何処に行くのか聞いてくる。

宇和島に向かうというと、「途中の道が分かりにくいので分岐まで案内しましょう」と言われる。

ナビがあるから大丈夫だが、そうも言いづらく、ここはあえて親切心に乗っかる事にした。

  

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軽トラで分岐まで案内してくれたが、損得勘定のない親切心に報いようと、手前の道の駅で買ったポンカン(写真右)をお礼に渡して別れた。

二度と会うこともないのに田舎の人は親切だ。

ついでに写真左の説明をすると、道の駅で買ったフキの粕漬けだ。

 

www.1959matsuo.net

 粕漬けが好きとブログに書いていたが、フキの粕漬けを見たのは初めてだったので買ってみた。

明日の朝でも食べてみるか!