老いてたまるか!

残された人生で今が一番若い!山旅と雑記のブログ

東北の旅① 火打山登山

9月26日に佐賀県の自宅を出発して東北を目指しているが、今回はまだ登っていない百名山をいくつか登りたいと思っている。

実は、昨日29日新潟県百名山火打山」に登ったが疲れ果ててブログが書けなかったので、一夜明けて書いている。

火打山

火打山(ひうちやま)は、新潟県糸魚川市妙高市にまたがる標高2,462mの頸城山塊の最高峰で、日本百名山及び花の百名山に選定されている。

山容が火打石に似ていることが、山名の由来とする説があるらしいが定かではない。

※頸城山塊(くびきさんかい)とは、新潟県と長野県との境に連なる山域の総称。「頸城アルプス」や「妙高連峰」と呼ばれることもあるらしい。

この近くには、同じく百名山妙高山があるが、去年の9月27日に登っているので、今回は、火打山に登ることにした。

 

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登山口は、笹ヶ峰登山口というところから登る。

前日夕方6時頃の駐車場と登山口の様子。 

駐車場が2箇所あって、登山口の目の前の駐車場は30台位、50メートル位離れた駐車場は150台くらいは止められる。

広い方の駐車場にはトイレもあるので、前日入りして車中泊した。

 

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登山当日、朝6時頃の駐車場と登山口の様子、夜中にかなり車が来ていた。

この山は、登山口と山頂の標高差は1200弱なので、4時間位だろう・・と思っていたが、何と5時間かかるらしい。

距離も長そうなので、朝6時過ぎに出発した。

 

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入山協力金500円を払って記念品をいただいて入山。


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登り始めてしばらくは、ブナ林の中を歩く、木道が整備されていて歩きやすい。


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黒沢橋を渡ると本格的な登りに入る。


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十二曲りと言うジグザクの急坂を過ぎ富士見平までは、キツイ!


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富士見平は、展望のいい休憩スペースかと思いきや、ただの登山道の分岐点だった。

しかし、ここまで来ると空が抜けるので、気分がいい。


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紅葉も綺麗だ。


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やっと目指す火打山が見えた、ここまで3時間かかっている。まだまだ遠い!


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しばらく進むと高谷池ヒュッテに着く、休憩地点なので、僕も行動食を頂いたが、ここは標高2100メートルくらいだろうか、高所に広がる湿地帯だ、草紅葉も素晴らしい。

テント場もあるので花の時期は素晴らしいだろう。

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携帯のカメラでは素晴らしさが分かりにくい!一眼レフを持ってくるべきだったか!


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更に先に進むと、天狗の庭に着く、ここもまた素晴らしいところだ。

 

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池に映る火打山絶景だ!


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振り返って天狗の庭、素晴らしい。


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先に進むと雷鳥平に着く、北アルプス以外で、雷鳥が生息するのはここだけとか、しかし、なかなか見られない。


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最後の急登を登り切り登頂!


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快晴の空をバックに撮っていただいた。


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山頂からは、去年登った妙高山と焼山が見える。火打山と合わせて頸城三山と言うらしい。

 

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北アルプスの山並みも美しい。写真では分かりにくいが、白馬岳、鹿島槍ヶ岳も見える。

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日本海も綺麗だ。

コンビニで買った塩おにぎりを頬張り、名残惜しいが、距離が長いので早々に下山した。


GPSログ

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この山のポイントは、山頂からの360度の展望も素晴らしいが、やはり、高谷池から天狗の庭の高層湿地帯が素晴らしい。あの光景を見ると登った甲斐がある。

そしてこの山は、距離が長い往復18キロだ、確か富士山の吉田口から山頂往復でも14キロ弱だったはずだ。

長いと思った登山履歴を見てみたら、利尻岳で10キロ、羊蹄山で15キロだった。

木道が整備されているので歩きやすいが、下りは衝撃が膝などに直接伝わるので、少し膝が痛くなった。今朝は筋肉痛でやばい。

2ヶ月ぶりの登山だったこともあるが、かなり足に応えた。

下山時、アプリを見たら、消費カロリーは2350kcalになっていた。カツ丼でも800カロリー位だろう、今日はガッツリ食べて体を休めよう。