今日は珍しく朝早く目が覚めた。
たまには、喫茶店にモーニングでも食べに行こうと思い立ったが、まだ、7時前だ。
この時間に開くのは、マクドかコメダ珈琲(7時から営業)だけだが、年寄りにはコメダ珈琲の方が落ち着く。
コメダ珈琲でモーニングを食べて、新聞を読んでいたが、週間天気では来週は気温が下がって曇り模様、今日はというと雲一つない快晴だ。
山にでも行くか・・・ということで、登山口まで1時間ほどの古処山に登ることにした。
古処山
古処山は、福岡県のほぼ中央にあり、朝倉市と嘉麻市にまたが標高860メートルの低山だ。
随分前に先輩から連れて行かれた記憶があるが、全く覚えていない。
僕は車に登山セット(ザック、服、靴など)を常備しているし、登山口の場所は何となく分かるので、コメダ珈琲から直行した。
秋月登山口と言われるところから登るが、登山口付近は紅葉終わりだが、まだ綺麗だ。
登山口の標高は約200メートルなので、山頂との標高差は660メートルほど、山頂までは2時間程度だろう。
距離はというと2.9キロ(標高差の割りに短い)・・ということは勾配が急ということだ。
鳥居をくぐり登って行く。
登山道は小川沿いで小川を右に左に何度か渡りながら高度を上げてく。
約1時間も登ると5合目駐車場につく、ここまで車で来れば山頂までは1時間程度だろうが・・・、少し短い。
さらに小川沿いの登山道で高度を上げる。この先から勾配が急になる。
山頂到着!
記念撮影
山頂中央には白山権現が祀られている。この山は別名白山というらしい、石灰岩が多く、山頂付近も石灰岩の岩が露頭しているかららしい。登り始めに鳥居をくぐったが登山道が参道になっているということだろう。
この山頂近くには、その昔、秋月藩の古処山城があったらしい。城と言っても敵に攻め込まれた時、籠城する詰城だろうが、跡が見当たらない。
左の岩の上が見晴らしがいいということで登ってみた。
岩の上からは筑紫野市、その向こうに福岡市が一望できる。
こちらは朝倉市街地方向だ。
下山は八丁峠というところに降りることとした。最初は尾根沿いで歩きやすい。
八丁峠登山口に降りて来たが、近くに駐車場はない。ここから秋月街道方向に向かう。
秋月街道に入った。
石畳に街道跡が現れている。
豊臣秀吉もこの秋月街道を歩いたみたいだ。そう思って歩くと、踏み出す足にも力がみなぎるので不思議だ。
登山口近くの「だんごあん」というところに降りて来た。
この店は明治20年創業らしい、オヤジが一生懸命ヤマメを焼いていた。焼き鳥や団子、定食もあるみたいだ。
お客さんがいたので写真は撮ってないが、景色のいい屋外にテーブル席が並んでいて結構繁盛している。
有名店なのか、福岡のアナウンサーや芸能人などの写真も貼ってある、一番目立つ左上の写真は船越英一郎・・・だった。
「だんごあん」付近の紅葉
GPSログ
ログのとおり、登山口から山頂に向け直登し、左回りで下りて来た。
登りの直登は、小川沿いで登山道は分かりやすいが、少々荒れてて急登だ。
下山してきた八丁峠まわりの登山道は、歩きやすいが分岐が多く、この時期、落ち葉で踏み跡が見えないので、地図がないと道に迷うので要注意だ。
福岡県古処山山頂 pic.twitter.com/4J5W2s8GuV
— matt (@matt88998224) 2021年11月19日