老いてたまるか!

残された人生で今が一番若い!山旅と雑記のブログ

サロモンの登山靴を買った

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サロモン X URTLA4 MID GORE-TEX 22000円

サロモン(Salomon)はフランスのメーカーで、そもそもはスキーブーツなどのウインタースポーツが原点で、今ではサマーシーズンの分野にも進出し、トレランシューズやトレッキングシューズでも人気メーカーだ。

僕が、サロモンを選んだのは、単純に僕の足にあっているからだが、軽さやデザインも気に入っているし、トレランシューズの技術がトレッキングシューズにも生かされていて走れるほどの軽快さがある。

ただ、サロモンの直営店は東京や軽井沢しかなく、九州なら登山専門店などに行くしかないが、人気モデルはなかなか置いていない。

結局、公式のオンラインストアで買った。

この靴の前のモデルで X URTLA3 という人気モデルを店頭で履いたことがあった、サイズ感も分かっていたので、オンラインストアで購入したが、僕のサイズ(27.0)は最後の1足だった。このモデルも人気があるようだ。

トレランシューズではなくトレッキングシューズを買った

以前、軽登山ならローカットのトレランシューズがいいとブログに書いた。

それは変わらないが、今回買ったのは、トレランシューズではなく、トレッキングシューズでそれもミッドカットだ。

www.1959matsuo.net

僕が、登山に使っている靴は、ローカットのトレランシューズとトレッキングシューズが主だが、春先の登山でトレッキングシューズで残雪を歩いてかなり滑った。靴のゴム底(アウトソール)がすり減って、溝がなくなってきた、要は、寿命だ。

次の残雪は、トレランシューズで登ったが、トレッキングシューズと比べるとトレランシューズは雪道に弱い気がする。

トレランシューズも種類が多いし、メーカーによってもアウトソールの形状は全く違うので何とも言えないが、僕が持っているトレランシューズは雪に弱そうだ。

前のブログ記事の通り軽登山はトレランシューズでいいが、いろんな山に登るので、山によって使い分けるため今回はトレッキングシューズにした。

ミッドカットの靴を買った理由

登山靴には、足首部分の長さが違う、ローカット、ミドル(ミッド)カット、ハイカットがあるが、ここ数年は歩き易いローカットばかりを履いている。

ローカットの靴は、渡渉する時に水が入ることもあるし、砂利道の多い山などは、小石が入ることもあるので、今回はミッドカットの靴にしてみた。

単純に、同じような靴が2足あっても面白くないので、これも山によって、使い分けるつもりだ。

靴の寿命

ついでに靴の寿命について書いておくと、登る頻度の高い人は、2年位で買い換えている。

タイヤと同じで靴底のゴムがすり減るからだが、履かなくても5年で劣化してゴムが硬くなるので、換えた方がいいらしい。里山程度ならいいが、山によっては命に関わる。

ソールだけ交換もできるが、1万円以上かかるので普通は買い換える。

メーカーによって違うが、今の靴は軽量化が進んでいる。買った靴は425gだが、昔の靴は800g位あった、約半分の重量だ。

軽量化のためか重量のあるソール部分が比較的薄いし、ソールの溝も浅めなので、劣化も早い気がする。

昔ながらの重たい革の登山靴を靴底を張り替えて使っている人も少なくなった。

登山靴のソール

登山靴のソールは重要で、滑って滑落することもある。特に、高山は岩場が多いので危険だ。

有名なのはイタリアのビブラム(Vibram)社が製造しているソール(ビブラムソール)だ。

 

靴底の黄色いマークが目印だが、登山靴の他にも今では、ワークブーツ、スニーカーなど様々な靴のソールに使用されている。

この会社は、ソール専門のメーカーで、要は、外注されて使用されるほど信頼性が高い。

ちなみに、僕が買ったサロモンは、独自開発の「Contagrip(コンタグリップ)」というアウトソールを使っているが、これもビブラムソールと遜色なくグリップ力には定評がある。

10年ほど前にメレルというメーカーの靴を履いていたが、当時のソールは硬くて、雨上がりなど濡れた岩の上は滑って歩けなかった。今では、このメーカーもビブラムソールに変えている。

気になるシューズ

アルトラとかHOKAというあまり知らないメーカーの靴が最近、店頭に並んでいる。トレランシューズが主だが、ランニングシューズみたく、厚底タイプになっていて最近人気みたいだ。

次に買うときは、そんなタイプの靴も試してみたい。

 

さて、おニューの履き心地を試しに近場の山でも行ってみるか!