老いてたまるか!

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登山用ザックの購入(オスプレータロン)

僕は、日帰り用の小型ザックを持っていなかったので、今日買ってきた。

僕は、小屋泊やテント泊用の大きなザックは持っているが、以前使っていた小型ザックはファスナーが壊れたので、ここ数年はアタックザックを使っていた。

 

アタックザック

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アタックザックというのは、メインザックのサブバッグとして使用するもので、キャンプ地のテントや山小屋などに荷物を置き、山頂アタックに必要なものだけを入れて背負うもので、折り畳めば15*20センチになる。容量も20リットルで重量は190gだ。

ただ、便利な機能はほぼない、ウォータボトルを入れるサイドポケットなどもない。

いくら日帰り登山と言っても、山頂まで4〜5時間かかる山に行くには、まともなザックが欲しい・・。

ということで、今回購入したのが、オスプレータロン22というザックだ。

オスプレー タロン22

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容量は22リットルだが、日帰り用なのでこのザックで十分だ。

オスプレーというと軍用ヘリコプターの名前と一緒だが、でかい猛禽類の鳥の名前だ。

持っている大型ザックは、ミレーやマムート製で、いずれもヨーロッパのブランドだが、このオスプレーアメリカブランドだ。

登山用品で有名なのはヨーロッパブランドが多いが、このオスプレーだけは、ザックでは昔から人気がある。

ショップに行って、いろんなメーカーのザックを背負ってみて、背負い心地のいいザックの中から、ある程度の機能も備えるこのザックを選んだ。

 

選んだポイント

一室構造で雨蓋がない

基本的に日帰り登山で雨の日には登らないし、個人的にも雨蓋などは必要ない。

ウェストベルトがしっかりしている。

小さいザックの割にはしっかりしているし、ウェストベルトに携帯も入るファスナーポケットが付いている。

背面がシームレス構造で通気性がいい。

使っていたアタックザックは夏場は背中が蒸れっぱなしだった。

ヘルメットのアタッチメントがある。

最近は、長野県の山などヘルメット着用を義務・推奨している山が多くなった。

トレッキングポールやピッケルの取り付けポイントがある。

日頃はトレッキングポールは使わないが、積雪期には必要だ。

価格は14,300円だった。このクラスのザックでは安くはないが、ネット価格も変わらなかったで購入した。

ザック選びのポイント

用途で大きさを選ぶ

季節によって多少変わるが、日帰り登山なら30リットル以下、個人的には20リットルあれば十分。小屋泊なら30〜40リットル、テント泊なら50リットル程度だろう。

フィット感で選ぶ(店舗で背負う)

登山用のリュックは背負ってしっくりくるものが一番だ。人の体も個人差があるので、背中との間に隙間ができたり、接触部分が硬く感じたりと、体に合わないものもあるし、ザックの背面と背中の長さが合わないものもある。

要はフィット感が重要ということだ。

多くのメーカーの商品を置いているショップに行って、目指す容量のリュックを全部背負ってみる。何なら中におもり(ショップに置いてある。)を入れて背負ってみる。

エストベルトやショルダーハーネスの硬さやサイドポケット(ウォータボトルを入れる)の使いやすさだったりを見る。

ザックはウエストベルトを腰骨の位置で締めて、ショルダーハーネス(肩にかけるベルト)を締めて体にフィットさせるので実際に背負ってみないと分からない。

機能面

一室構造か二室構造かだったり、防水性や雨蓋の有無だったり、ザックカバーが内蔵しているか・・・など様々だ。小屋泊やテント泊など、長時間背負うものは機能も重要だが、機能が充実しているものは、一般的に重量も重くなる。

日帰り登山なら、そう神経質にならなくてもいいが、最低限の機能は欲しい。

値段・デザイン・色

ここが一番迷うところで、フィットするものがあっても値段が高かったり、デザインや色が好みでないことも多い。

多少の妥協は致し方ない。

背嚢(はいのう)

登山用のザックは、リュックサックとも言うし、バックパックとも呼ぶ。

ザックやリュックは、ドイツ語だったと思うが、バックパックは米英語だ、日本語で言うと、背嚢(はいのう)だろう。

背嚢は軍隊で歩兵隊が背負う袋のことで、昔は背負うものを背嚢と言っていた。(祖父や祖母が言っていた。)今の人は意味も分からないだろう。

今日は、ザックを買って久しぶりに祖父や祖母を思い出した。そのザックでまた山を楽しもう。