北海道の岬と言えば、最北端の宗谷岬や最東端の納沙布岬、他に襟裳岬や地球岬が有名だが、ここ積丹(しゃこたん)半島にもいい岬があるので行ってみた。
神威岬(かむい岬)
岬の付け根に位置する駐車場から、丘の展望台に登ると岬が見渡せる。
この門をくぐり、岬の先端に向かう。
昔は、女人禁制の地として恐れられていたが、それも遥か昔の伝説のため、現在は女性の通行も可能となった・・・と書いてある。
岬の尾根伝いに続く遊歩道を経て突端に向かうが、結構距離があり、駐車場から往復だと1時間くらいかかる。
岬に着くと灯台がある。今は無人灯台だが、昔は職員が住み込んでいて雨水を溜めて生活用水とし、ランプを焚いて自給自足の生活だったらしい。
岬の先端からは海の中にそそり立つ奇岩、神威岩が見える。
あいにくの天気だったが、この辺の海は通称”積丹ブルー”と呼ばれるほど綺麗らしい。
積丹岬・島武意海岸(しまむいかいがん)
積丹岬は熊出没のため通行止らしい。
しかし、隣に島武意海岸というところがあるのでトンネルをくぐり向かう。
日本の渚百選らしい。
なるほど、夕日の時刻もいいだろう。
ここも海岸まで下ると往復30分以上かかる。
これは、積丹岬の駐車場で、朝10時過ぎの写真だが、車内でテレビを見ながら寛いでいたらお昼には満車になっていた。
下に第二駐車場もあるが、観光バスも来ていて賑わっている、そう言えば今日は日曜日だった。
駐車場の写真に見える奥の建物はレストランだが、お昼には並んでいた。この半島もウニ漁が盛んで、名物のウニ丼は安い方で2900円、高い方だど4000円だ。
僕はウニはあまり好きではないので食べないが・・・高い。
今日は、天気もイマイチで、積丹岬も熊出没で見れなかったが、この半島を巡るドライブは快適だ。
所々に休憩所みたいな無料駐車場もあるし公園もある。信号はないし車は少ない。
いつも山ばっかりなので、たまには海の景色もいい。