老いてたまるか!

残された人生で今が一番若い!山旅と雑記のブログ

稲尾岳登山と佐多岬

稲尾岳

この山は、鹿児島県大隅半島の南端に位置する九州百名山の一座だ。

鹿児島の山と言えば、霧島山開聞岳だが、何度も登ったことがあるので、ほとんど足を運ばない大隅半島に来てみた。

 

f:id:kannrekizizi:20231213172656j:image

登山口は、稲尾岳ビジターセンターの近くなので、ここに車を止める。

トイレを借りていると職員さんが出てきて登山コースなどを聞かれ、所定の紙に名前と県を記入し出発する。

 

f:id:kannrekizizi:20231213172733j:image

登山口は、ビジターセンターから100mほどのところで、4〜5台分の駐車スペースがある。トイレを借りなければ、ここに止めてもいいだろう。

 

f:id:kannrekizizi:20231213174814j:image

少し進むと東屋があって本格的な登山道に入る。

 

f:id:kannrekizizi:20231213174736j:image

コースは、西口コースを行く、帰りに滝巡りコースに回る方法もあるが、この後、佐多岬に行く予定なので、西口コース往復にした。

 

f:id:kannrekizizi:20231213174857j:image f:id:kannrekizizi:20231213175031j:image

最初は、川沿いを歩く、水量は少ないので靴は濡れない。

 

 f:id:kannrekizizi:20231213175209j:image

川の源という立て札が立っている。

川の名前は書いていないが、源流の碑みたいだ。

ここから先は、細い樹林帯の中を歩く、道は細いが歩きやすい。

 

f:id:kannrekizizi:20231213175247j:image

自然石展望台というところに出た。天気が良ければ種子島が見えるはずだが、雲がかかっている。

左の山が稲尾岳だ。実は、この場所が唯一展望がひらけている場所で、後は山頂も展望がない。

 

f:id:kannrekizizi:20231213175336j:image f:id:kannrekizizi:20231213175405j:image

ここは、枯木というところで、標高は959mで、二等三角点がある。

実は、目的地の稲尾岳は標高930mなのでここよりも低い。

 

f:id:kannrekizizi:20231213175438j:image 

f:id:kannrekizizi:20231213175533j:image

一旦下って、登り返すと稲尾岳山頂に着く。

山頂付近を探すが山頂の標識などは立っておらず、この稲尾神社の小ちゃな鳥居と小さな祠があるのみだ。

 

f:id:kannrekizizi:20231213175547j:image

自撮りすると鳥居の小ささが分かる、50センチくらいだろう。

 

f:id:kannrekizizi:20231213175520j:image

正月には、初日の出の参拝に訪れる・・・と書いてあるが、展望もないのに?と言いたくなる。

 

f:id:kannrekizizi:20231213175606j:image

山頂の少し手前に大きな岩があってそこに登ってみると、少し展望があった。

しかし、これも南側なので、日の出は見えないはず。

 

f:id:kannrekizizi:20231213175643j:image f:id:kannrekizizi:20231213175656j:image

帰りに、唯一展望がある自然石展望台に再度寄ってみた。

実は、この一帯は、西日本最大級の照葉樹林らしい・・・なのでビジターセンターも正式には、「鹿児島県照葉樹の森・稲尾岳ビジターセンター」になっている。

照葉樹?よく分からないが、一年中茂っていて、温かい地方に多いらしい。

 

f:id:kannrekizizi:20231213175711j:image

無事に、ビジターセンターに帰ってきた。

 

f:id:kannrekizizi:20231213194925j:image

山頂に展望がないのは残念だが、照葉樹の樹林帯は、日光は殆ど届かず、湿気が多く、苔むしているところも多い、やはり南国を感じる面白い山だった。

佐多岬

f:id:kannrekizizi:20231213174738j:image

佐多岬は、大隅半島の南端に位置する本土最南端の岬で、今まで来たことがなかった。

実は、稲尾岳に登ったのもここに来てみたかったからだ。

稲尾岳から約35キロ、なかなかの山道を飛ばして駐車場に着いた。

写真は、ガジュマルの木だ、南国らしい。

 

f:id:kannrekizizi:20231213172542j:image

f:id:kannrekizizi:20231213200505j:image

駐車場の展望所からの写真。

右上に少し見えるが展望台があるので行ってみる。

 

f:id:kannrekizizi:20231213175740j:image f:id:kannrekizizi:20231213175751j:image 

f:id:kannrekizizi:20231213175811j:imageトンネルをくぐり800mほど歩くと展望台に着く。

 

f:id:kannrekizizi:20231213175854j:image

灯台

 

f:id:kannrekizizi:20231213175833j:image

開聞岳、山には登るが遠くからその山容を見ることは少ない、綺麗だ。

 

f:id:kannrekizizi:20231213175937j:image

左が竹島(30キロ)、右が硫黄島(40キロ)だ。

初めての佐多岬で満足したが、やはり遠かった。