白雲岳(はくうんだけ)は、北海道の屋根と言われる大雪山系の山だが、日本百名山にある大雪山は、その主峰、旭岳(標高2291メートル)を指す。
この白雲岳は、その旭岳の東側に位置する標高2230メートルの山だ。
過去に、旭岳には2回登頂しているので、今回は、この白雲岳に登ることとした。
登山口は、銀泉台というところからピストンにした。
過去に登った大雪山系の山は、西側から登っているが、ここは、山塊の東側なので、趣も違うだろう。
銀泉台ヒュッテの後だろう、今は営業していない。
林道を少し進むと赤岳登山口の案内がある。
まず、赤岳に登り、そこから白雲岳まで縦走する計画だ。
雪渓を歩いていたら、ガスが出てきた。
実は、今日の天候は曇りだった、1週間前に富良野岳に登った後、大雪山系はずっと天気が悪い。昨日の午後も雨が降っている。
今日、明日の二日間は登れそうだが、その後はまた崩れるらしい。
今年は、全国的に変な天気だ。
ガスが湧いたり、消えたりだ。
大雪山系の森林限界は、1500メートルくらいなので、木が生えている写真は、最初の数枚だけだ。
天気さえ良ければ、広大な山塊が見れる。
岩ゴロゴロの坂を登ると赤岳が見えてくる。
赤岳到着!
ここまで、約2時間半、ここから白雲岳まで約1時間程度だ。
赤岳からの展望、右奥が旭岳だろう。
縦走路が素晴らしい。やはり、大雪山はでかい。
2000メートルを超えたらガスも消えた。
お花畑もある。
白雲岳まで1.5キロだ。
あのゴツゴツした山の奥にある。
見えてきた、あの雪渓の上だ。
最後の岩ゴロゴを登り山頂到着!
有名な白雲岳からの”ゼブラ”だ!素晴らしい!
一番高い山が旭岳だ。
この方向はトムラウシ山方向だが、残念ながら雲がかかっている。
大雪山系の大きさが分かるかな? 写真では分かりにくいか!
30分ほど山頂にいたが、何とも言えない時間だった。
同じく山頂にいたご夫婦が、『いつまでもいられるね!』と会話していたが、頷きかけた。
白雲岳から赤岳に戻る、下山中の写真だ。ここはおおよそ2000メートルの台地だ、気持ちいい!
GPSログ
旭岳には過去2回登っているが、最初は大雨、次は2年前だが、ガスでほとんど展望がなかった。
次に北海道に来る時は、旭岳にリベンジしたい!