老いてたまるか!

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北海道の旅⑤ 富良野岳登山

昨日は、旭川方面に向かっていたが、大雨ということで、急遽、進路を帯広方面に変え富良野に辿り着いた。

天気予報を見ていると、今週は、曇りばかり週明け日曜日にはまた、雨という予報だ。晴天を待っていてはいつまでも山に登れない。

・・ということで、曇天決行!富良野岳に登ることにした。

富良野岳は、石狩山地十勝岳連峰最南端に位置する、標高1,912mの山だ。

特に、日本百名山や二百名山でもないが、高山植物が楽しめる花の百名山として人気らしい。

 

f:id:kannrekizizi:20220706160131j:image登山口は、十勝岳温泉から登る。

ここは無料の駐車場でトイレもある。昨日の夕方ここに来て車中泊したが、夜、10時にトイレに行った時は、ハイエースが3台だけだったが、早朝、4時くらいから車の音がし始めて、目が覚めたので仕方なく5時45分に出発したが、車は10台に増えていた。

 

登山コースは、まず、富良野岳に登り、三峰山、上富良野岳と縦走するコースだ。


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登山道の様子だが、天気予報は曇りなのに青空が見える。

富良野岳の山頂は開けていて、十勝岳連峰、前富良野岳、芦別山地、さらに裾野に広がる湿原「原始ヶ原」を見下ろせるそうだ。さらに、運が良ければ雄大な雲海に出会えるらしい。


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期待を込めて登っていたが、天気予報通りガスがかかってしまった。

この山は、距離があるので山頂まで3時間近くかかる。2時間くらいは晴れていたのに・・・!

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山頂の少し手前には、花の百名山らしくお花畑が・・見事だ!


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ガスの中、山頂が見えた。


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山頂到着、記念撮影!

ガスで期待していた展望は全くない。


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ガスが晴れそうにないので、縦走路に向かうが、リスがいた!

登山口に来る途中にもキタキツネが偉そうに道路上にいたが、北海道に来てまだ鹿を見てない。


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風向きでガスが時々晴れる。登ってきた登山道が見えた。


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今から向かう、縦走路が見える。次に目指す三峰山は、あの山のまだ先だ。

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縦走路にもお花畑が・・・。


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アップダウンを繰り返し、三峰山に到着! また、ガスで展望なし!


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最後のピーク上富良野岳に向かう・・まだ遠い!


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上富良野岳到着!

この先を進むと、2年前に登った十勝岳にも行けるが、ここまで5時間位かかっているし降りることにする。

 

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下山時は、終始ガスの中だった。

こんな天気にもかかわらず、登山口の駐車場は満車で、道路脇にも駐車車両があるほどの人気ぶりだ。

GPSログ

 

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予報通りの曇りで、富良野岳からの展望は拝めなかったが、ガスの晴れ間に時折覗く縦走路は素晴らしかった。

富良野の語源は、“匂いを持つ川”を意味する、アイヌ語の「フラヌイ」らしいが、いい響きだ。

富良野には、観光スポットも多くあるし、十勝連峰には、まだ登っていない美瑛富士もある。また、来よう!