栃木県
九州の人間からすると那須高原や那須の御用邸などと言う言葉は聞いたことがあるが、さて何処にあるかよく知らなかったが栃木県だ。
栃木県といっても馴染みがないが、日光や鬼怒川温泉があるところ言えば分かるだろう。
聞き覚えのある那須高原は、那須岳の山麓に広がっていて、牧場、ホテル、美術館、動物園、キャンプ場などの観光施設、ゴルフ場、スキー場、テニスコートなどのスポーツ施設、別荘分譲地や保養所などが数多く立地していて、ロイヤルリゾート施設と言われている。
もう一つ、那須与一を忘れていた。源方の武将で弓の名手だ。何処かの道の駅に銅像があるらしい。
那須岳登山
那須岳は日本百名山だ。紅葉時期というのもあって、登山口の駐車場に前日入りして車中泊した。
那須岳は、この山域の総称だが、狭義では、茶臼岳(ちゃうすだけ)を指すらしい。活火山で、険しい山容をしている。
深田久弥の日本百名山には、那須岳について、「茶臼岳、朝日岳、三本槍岳の三座を所謂那須岳と見なしていいだろう。」と書いている。
と言うことで、その三座を縦走することにした。
朝6時頃の駐車場だが、満車に近い。他に大小3箇所駐車場があるが、この時期、平日でも早朝満室になるようだ。
登山口
気温は、0度前後か!霜柱もあったので、日の出前は氷点下だったかもしれない。
朝日岳だ、紅葉も綺麗。
30〜40分で、峠の茶屋跡に着く、ここから左にそびえる茶臼岳を往復して、朝日岳、三本槍岳と縦走する。
茶臼岳到着!
山頂には、那須岳神社の社が祀ってある。
鳥居越しの絶景!
下に見える峠の茶屋跡まで戻り、その先の峰々を経て、一番奥の高いところまで縦走する。
雲が空けて来た。
縦走路にはこんなところもある。
縦走路から茶臼岳を振り返る。大分歩いて来た。お椀を伏せたみたいな形をしているのが茶臼岳だ。
こんなところもある。
二座目の朝日岳到着!
清水平というところだ。気持ちのいい木道歩き。目指す3座目が見えて来た。
三座目の三本槍岳に到着!ここが一番居心地がいい。
地平線の中央の少し右の尖っているのが、一昨日登った磐梯山だ。
帰り道、落ちないよう慎重に渡る。
こんなに気持ちのいい下山道は久しぶりだ。
GPSログ
登山アプリのスタートボタンを押し忘れたので、変なグラフになった。
高低差は少ないが、アップダウンを繰り返すので、結構足にくる。
茶臼岳には、ロープウェーで9合目付近まで登っていける。歳をとっても茶臼岳までは行けると言うことだ。
しかし、この山域の魅力は”三本槍岳”まで行かないと分からないだろう。