老いてたまるか!

残された人生で今が一番若い!山旅と雑記のブログ

毛無山登山

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毛無山は、富士山の西側に聳える標高1964メートルの山で、日本二百名山、山梨百名山にも名を連ねていて、頂上から見る富士山が絶景で人気の山だ。

以前、南アルプスの白根三山(北岳間ノ岳農鳥岳)や鳳凰三山(地蔵ケ岳、観音岳薬師岳)を縦走したことがあるが、そこから見る富士山が今だに印象深く残っている。

もっと近くから富士山の絶景を見たいと思い、この山に登ることにした。

 

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道の駅朝霧高原車中泊した。この道の駅は富士山と毛無山の間を走る、国道139号線上にあるので、目の前に富士山が見える。

GPSログ

毛無山は、麓に駐車場があるが、そこから山頂のピストンじゃ勿体無いので、道の駅を拠点に、毛無山からいくつかのピークを越えて雨ヶ岳まで縦走する、時計回りの周回コースを歩くことにした。

このコースは、道の駅から道路を渡り東海自然歩道に入る、約1時間歩くと毛無山登山口に着く、そこから山頂まで3時間強、岩場の急登が続く、道の駅から山頂までだと4時間を超える。

そこから雨ヶ岳に向かって、右手に富士山を見ながら縦走路を歩くということだ。

結果を先に書くと、距離約18キロ、所要時間9時間18分だった。

 

f:id:kannrekizizi:20211105175602j:image午前6時に出発した。東海自然歩道から見た夜明け直前の富士山だ。

 

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振り返ると、今から登る毛無山が見える。あの稜線を左から右に歩く。

 

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登山口付近の紅葉。



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3合目あたりだろうか、不動の滝というのがある。


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登山道には、1合づつ立て札が立っているので、目安にはなるが、1合登るのに親父の足では20分近くかかるので、山頂までは200分近くかかる。

 

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9合目の手前に富士山展望台がある。下界からでは見えない富士山の広い裾野が見える。


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地蔵峠に着いた。あとは山頂まで稜線歩きだ。


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山頂が見えた。


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先着の方に撮ってもらった。


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富士山をバックに!


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縦走路を雨ヶ岳方向に進む。


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縦走路からアップで撮った富士山!

 

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雨ヶ岳山頂から富士山!


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朝霧高原に下っての富士山!


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道の駅に帰っての富士山!

この山の登山の特徴は、標高差1000メートルを超える急登の登山道で、その登山道の写真も撮ったが、面白くもなんともないので、富士山の写真をメインにした。

円錐状の山を別名○○富士と呼ぶ山が全国に多数あるが、やっぱり本物は違う。圧倒的な存在感があり、優美だ。

ご存知だろうか、富士山は自然遺産ではなく、文化遺産だ!

富士山はユネスコ世界遺産リストに登録されているが、自然遺産ではなく、文化遺産として登録されている。

古来から富士山は日本人にとって信仰対象であり、神が宿る山として敬われてきた。浮世絵などの題材にもなって、日本や西洋の芸術にも影響を与えている。そのような歴史を踏まえ、世界文化遺産として富士山域の複数の神社や湖と共に登録されている。

富士山を間近で見ると、富士山愛が止まらなくなる。12〜3年前に1度登ったきりだが・・・。