老いてたまるか!

残された人生で今が一番若い!山旅と雑記のブログ

岐阜県ドライブ(白川郷)

僕は11月1日に九州の自宅を出て、バンコンで山旅に出たが、ここにきて天候が良くない。

一応、山梨県の毛無山で富士山の絶景が見れたので良しとして南下することにしたが、名古屋から岐阜県に入ることにした。

 

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岐阜県は、過去長野県側から御嶽山に登り、岐阜県濁河温泉に下りてきたことはあるが、車では来たことがなかった。

取り敢えず、下呂温泉辺りまで行って、天候が回復すれば恵那山(中央アルプス最南端、美濃最高峰の山、日本百名山)にでも登ろうと思っていたが、結果、天気が悪い。

ということで、岐阜県を縦断した。

国道41号線

この国道は、名古屋市から岐阜県を南北に縦断し富山市に至る一般国道だが、通用ヨンイチと言われる。

岐阜に入って最初は交通量も多いが、次第に交通量も少なくなる。

ほとんど一車線なので運転には気を使うものの、飛騨川沿いを走るので、紅葉終わりとは言え景観が素晴らしい

下呂温泉の手前の道の駅で車中泊し、翌日、下呂温泉で日帰り入浴した、アルカリ性単純泉だ。

下呂温泉といえば、有馬、草津と並ぶ三名泉の一つだが、僕は旅に出ると毎日何処ぞの温泉に入っているので、特別な感じはしなかった。

楽しむには温泉旅館に宿泊し、「湯めぐり手形(3軒の旅館のお風呂に入れる)」を買って巡ったり、朝市を楽しんだりするべきだろう。ただ、温泉保護のため温泉の集中管理をして、55度の温泉を各旅館に配湯しているらしいので、何処の旅館でも泉質は一緒ということになる。

下呂温泉の後、だらだらと北上し高山市に着いた、ここは、歴史ある古い街並みが特徴で、ぶらぶらと歩いた後、近くの道の駅で車中泊した。

ここから、乗鞍岳新穂高ロープウェイの方にも行けるが、天気がいい時にまた来るとして、今日は、国道41号線を離れ、行ったことのないユネスコ世界文化遺産白川郷に寄ることにした。日本の原風景ともいうべき美しい景観の合掌造りが立ち並ぶ。

 

白川郷

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写真は、城山天守閣展望台(萩町城跡)からの風景で全貌が見渡せる。

合掌造りは、懐かしい茅葺だ、僕が小さい頃は良く見かけたが、若い人には珍しいだろう。

家が同じ方向を向いているのが分かるだろうか、南北を向いている。これは、冬の季節風の抵抗を減らすのと屋根を東西に向けることで雪を溶かしやすくしているそうだ。

 

菅沼合掌造り集落

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白川郷を過ぎると富山県五箇山地区に入る、ここにも合掌造りの集落がある。写真は菅沼集落の様子だ。

世界文化遺産に登録されているのは、白川郷だけではなく五箇山にあるここ菅沼集落と相倉集落が登録されている。

富山県をかすめ石川県に入ったが雨が降り始め、次第に大粒になった。予報通りだが、風も強い、竜巻注意報まで出た。金沢の道の駅で車中泊予定だが、駐車していて風で車が揺れる、寝る頃には弱まるだろうか・・。