北信五岳(隣接する斑尾山、黒姫山 、戸隠山、飯縄山と併せて北信五岳と呼ばれる。)の最高峰の山で、裾野が長く伸びた雄大な姿から越後富士とも呼ばれ、日本百名山にも選定されている。
成層火山なので、麓には温泉地が広がっている。また、スキー場でも有名で、関温泉スキー場というのが、日本一古いスキー場だったらしい。
燕温泉登山口
登山ルートは、燕温泉登山口、笹ヶ峰登山口、妙高高原スカイケーブルを利用する3ルートがあるようだが、一番変化に富んでそうな燕温泉から燕登山道を登ってみることにした。
登山口との標高差は1,354メートル、山頂までのコースタイムは4時間半程度だ。
行程が少し長いので、車で30分くらいの道の駅に車中泊し6時過ぎには登山口に到着したが、既に10数台が止まっていた。
左から登って右から下りてくる計画だ。周りの山は外輪山だ。
登り始めは歩きやすい舗装路だ、山頂も見える。この頃は快晴で登頂を楽しみに足を進める。
泉源が豊富みたいで、途中に露天風呂もある。
しばらく歩くと小川沿いを登ることになるが、川石が硫黄で色がついている。
硫黄泉が上流にあるということだろう。
小川沿いをしばらく登ると、今度は山の左肩に向かって急登が始まる。
写真では分かりにくいが、かなりの急登だ。
五合目に胸突き八丁とあるが、まだまだ正念場は先にもある。
天狗堂というところに着いた、六合目だ。
ここは、標高2000メートルのところにある光善寺池というところだが、かすかに木々が色づいている。
この辺は完全に紅葉してる。
山頂も近くなった、岩登りの始まりだ。もう3時間は登っているので、かなり足に来ている、
左は崖で多少の高度感はあるが、足場がしっかりしているので、大したことはない。
最後の登りだ、岩が落ちてこなければいいが!
妙高山山頂到着!ガスで何も見えない。朝は晴れていたのに!
北峰があるというので来てみたが、日本百名山の表示がある。こちらの方が10メートルほど低いのに・・・
山頂付近は岩稜帯なので、立てる場所がなかったのだろう。
しかし、ここもガス!
しばらく待ったら、少しガスが上がったので撮ってみたが、山頂付近の岩稜帯だ。
この後は、またガスの中!
下山道は、燕新道と言われる道だが、ほとんどが樹林帯の中で、道も荒れている。また、登るとしたらこの道は通らない。
唯一展望が開けたところがここだが、川を右に左に3〜4回渡らなければいけない。増水していたら渡れないだろう。
燕温泉に着く手前に見える滝だが、”そうめん滝”らしい。この手前に日本の滝百選に選ばれた”惣滝”というのがあったらしいが、あまり興味がないので通り過ぎた。
GPSログ
13キロしか歩いてない。8時間くらい歩いているので、感覚的には20キロ位歩いた感じがしたが・・。
長野県へ
コロナ感染者の少ない日本海側を北上してきたが、去年スルーした新潟県で一つ登ったので長野県に行こう。
丁度、7年前の今日、御嶽山が噴火して多くの犠牲者が出た。僕は、噴火する1年前だから、今から8年前に御嶽山に登った。
噴火した当時のニュースは、前の年に登っているので、その様子が手にとるように分かって辛かった思い出がある。
今日が御嶽山が噴火した日というニュースを見て、中央アルプスに行こうかと思っている。中央アルプスは御嶽山の他にも八ヶ岳、霧ヶ峰、木曽駒ヶ岳などがある。
しかし問題がある、腰が痛い!!登りは何とかなるが、下山が辛い。ぎっくり腰になったら大変だ!