カメラレンズの修理
先月、四国での登山の際、雪道で転けて一眼レフカメラを路面にぶつけレンズに不具合が出たので修理に出したが、結構な出費になってしまった。
修理期間約4週間!
四国から帰宅し2月14日に近くのキタムラカメラに修理を依頼したが、見積りまで約2週間、その後、修理引き渡しで、また2週間かかるという話だったが、今日3月14日に受け取ったので、話のとおりだった。
修理の流れ
持ち込んだキタムラカメラから、修理代理店である福岡市のゼネラルカメラサービスを経由してメーカーに送るらしく、見積額の連絡が2月25日に入った。ちょっとしたデジカメが買えるくらいの金額で迷ったが、そのまま修理を依頼した。
場合によっては中古レンズを買った方が良い場合もあるかもしれない。話によると水没したカメラなどは修理不能の場合も多いらしい。
ゼネラルカメラセンターというのは、修理代行店でカメラ屋さんもメーカーに修理に出すとほとんど利益が取れないので、修理代行店に出し、利益を取っているのだろう。
メーカーも修理部門の負担軽減のためこういう代行店を公認認定店としているみたいだ。
結論
納品書は、メーカーのニコンイメージングジャパン発行で宛先がゼネラルカメラサービスなっている。結局、販売店と修理代行店を経由しただけか?
後々調べると、メーカーには修理サポートがあるので、ネット申し込みでピックアップサービスなどを利用して直接メーカーに修理依頼した方が良さそうだ。
僕の一眼レフカメラ
折角なので、僕のカメラについて書いておこう。
僕が一眼レフカメラを買ったのは4年前で、定年退職後は旅をする計画を立てていたし、孫もできることから、記録を残すためにも良いカメラを買おうと思って色々と物色した。
結果として買ったのは、Nikon D750という一眼レフカメラだった。
一眼レフカメラのデメリットは、価格が高いことと重いことだ。
僕のは、本体が750gで、今回修理したレンズ(AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR)は710gなので、合わせると約1.5kにもなる。
何故、重くて高い一眼レフカメラを買ったのか
まず、カメラの種類と特徴を書いておこう。
一眼レフは、レンズから入ってきた光をミラーで反射させ、そのままファインダーで見ながら撮影ができるので、動きの速いものにもすぐにピントを合わせられる。充電も長く持ち、交換レンズが豊富なので、あらゆるシチュエーションに対応できる。ただし、交換レンズも含め高価で重いし、防塵や耐寒の機種はあるが、耐衝撃の機種はない。
しかし、一眼レフの一番の強みは、朝夕や夜景などの光量が少ない時でも、大型センサーで光量を十分に取り込めるので画質が落ちない。
ミラーレス
名前のとおりミラーがないので、デジタルカメラの一種だ。入ってきた光を一度映像に変換し、液晶画面に映し出されたものを撮影するため、若干のタイムラグが生じやすいと言われる。
高性能の物は一眼レフと同等の画質で、一眼レフより小さく軽いが、液晶画面に映し出すので電池持ちがよくない。
コンパクトデジカメ
小さくて軽く、防塵や耐衝撃、防水性能を備えた機種もあるが、画質と電池持ちに劣る。レンズ交換ができない分、高倍率ズームレンズや、多彩な撮影モードなど機能が充実している。
センサーサイズ
センサーサイズは、カメラに搭載される撮像素子の大きさだが、分かりにくいのでレンズの大きさと思って見ると分かりやすい。
画質の優越を画素数で見がちだが、カメラによってセンサーサイズが違うのでセンサーサイズが違えば比較にならない。
スマホや多くのコンパクトデジカメのセンサーサイズは、一番小さい黒い部分で、一眼レフカメラのセンサーサイズは、APS-Cかフルサイズだ。コンパクトデジカメなどとは全くセンサーサーズが違う。
センサーサイズが違うとないが違うのか
大きなセンサーサイズだと、まず画質が違うのは言うに及ばず、画角が違うので、広範囲の被写体を撮ることができる。
更に、光を十分取り込めるので、光源の少ない夜間等の撮影で威力を発揮する。
4年前、カメラを買おうと調べていて、このセンサーサイズの違いの意味を理解して、高くても一眼レフカメラを買うことを決めたわけだ。
一眼レフ、APS-Cかフルサイズか
一眼レフでも安価なものもある。標準レンズ込みで10万円前後の一眼レフは、APS-Cサイズだ。APS-Cサイズの一眼レフでも十分だが、APS-Cサイズのレンズは基本的にフルサイズのカメラとの互換性がない。つまり、APS-Cサイズからフルサイズのカメラに買い替えてもレンズが使えないことになる。
カメラの命はレンズだ。金銭的に許されるなら中途半端なAPS-Cサイズを買うよりフルサイズを買った方がいい。
また、カメラの中古市場は流通性が高いので、APS-Cサイズやフルサイズの中古を買うのも良さそうだ。
僕が一眼レフを買った当時は、高品質なミラーレスも発売されていたが、まだ、商品数も少なかったので手を出さなかった。 最近は、ミラーレスのラインナップも充実している。もし、今買うのであればミラーレスを選ぶかもしれない。
ただ、一眼レフとミラーレスでは、同じメーカーでもレンズを取り付けるマウントが違うのでが互換性がない。
マウントアダプターを付ければ、一眼レフのレンズをミラーレスに装着できるようだが、逆はほとんど不可能みたいだ。
と言うことで、今の一眼レフを使い続けるだろう。
ただ、登山ではテント泊などしない限り、一眼レフを使うシチュエーションが少ないので、持っているデジカメやアイホンと使い分けるしかない。いずれにしてもカメラを壊さないように気を付けよう!