老いてたまるか!

残された人生で今が一番若い!山旅と雑記のブログ

計画見直し

新型コロナ第二波

悲観的なことは書きたくないが、楽観的に考えている場合でもなさそうだ。思いのほか、新型コロナの第二波が早そうな気がしてきた。

緊急事態宣言が解除され、6月1日から東京などの一部首都圏を除いては県をまたぐ移動も解除される。6月19日以降は、全国で県をまたぐ移動が解除される方針だ。

しかし、その6月1日を前にして、北九州市では昨日26人の感染者が出たし、東京でも2週間ぶりに20人を超える22人の感染者が確認された。

僕は、この春、仕事を引退したので、キャンピングカーで全国を回る予定だった。仕方ないことだが、新型コロナで予定が大幅に狂ってしまった。

海外

韓国は、新型コロナを押さえ込んだと偉そうに言っていたが、ナイトクラブでに集団感染が発覚して増加傾向になり、再度首都圏での行動自粛に踏み切った。

アメリカでは、死者が10万人を超えているが、ロックダウンを解除している。

ブラジルは、1日の感染者数が2万6千人以上だが、感染防止より経済を優先している。”年金の赤字が減って結構”と言った高官もいるらしい。

非道にも見えるが、経済が成り立たなくなったら、国が成り立たなくなる。

仮に、日本が新型コロナを押さえ込んでも、ワクチンができるまでは、海外への自由な渡航は危険だろう。

厄介なウィルス

国立感染症研究所の話では、新型コロナは、短期間で小さな変異を繰り返すみたいで、日本で拡散したのは、武漢型ではなく、変異したヨーロッパ型らしい。

新型コロナで海外で足止めを食らっていた邦人1万人が帰国したと発表があっが、来週は更に200人が帰国予定みたいだ。

当然、入国時に検査はするだろうが、100%とは思えない。海外で足止めくらっていた人には申し訳ないが、新たに変異したウィルスを持ち込まれるリスクもある。

第二波は・・・

第二波は、過去のウィルス感染例からすると、第一派より死亡率がかなり高くなるらしい。更に第三波、第四波と来て、徐々に終息していくシナリオだろうが、大きな第二派が来ると、政治的な判断が難しくなってしまう。

次に、緊急事態宣言をする時は、内容が更に厳しくなるらしい。そうなると精神的なダメージや疲弊もかなり大きい。何とか持ち堪えていた飲食業や中小企業の気力、体力が・・。財政支援も莫大になってしまう。

僕は、政治的なことは書かないようにしているが、検事長の問題とか何かと政治に対する批判も多い。政党に肩入れするつもりはないが、文句言ってる奴より、耐えて頑張っている人を応援したくなる。

可哀想に安倍さんは200日以上休んでいないらしい。確か僕より5歳上の65歳のはずだ、倒れないでくれ!

オリンピックも

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これは、昨日スーパーで買ったものだが、袋に大きくTOKYOのロゴがあり、その下にスポーツ観戦ミックスナッツとある。

どう見ても、今年開催予定だったオリンピック開催を見越しての商品だろう。これを販売しているということは、来年に延期されたオリンピックの中止を織り込んでいるということか。

オリンピックの開催決定は、今年の10月ころになるらしい。延期で6000億の損失と言っているが、中止になれば5兆円の損失との試算がある。

終息のカギは、ワクチン開発だろうが、オリンピックの時期までには間に合わないだろう。厳しい判断が出そうな気がするが・・。

光明があるとすれば

海外からは、”日本の生ぬるい新型コロナ対応がうまくいっている”と皮肉った言い方をされているが、日本人の死者数が、何故か桁違いに少ない。

入国制限の遅れが、集団免疫をつけたとか、医療制度の充実や病床数の多さ、保健所制度やマスク文化、中には、遺伝子的に感染しにくいと言った話もある。

また、肥満の死亡リスクが極めて高いというデータもあって、肥満の少ない日本人の死者が少ないという理屈だ。

何でも良いが、大きな光明だ。

腹をくくって、計画を見直そう

僕がブログを始めたのは、キャンピングカーで全国を回り、好きな登山の記録を残したかったからだ。

当初は、ゴールデンウィーク明けには旅に出る予定だったが、予定は大幅にくるった。それでも、緊急事態宣言が解除され、6月からは九州を回ってみて、県をまたぐ移動が完全に解除される6月19日以降、梅雨のない涼しい北海道に旅に出る予定だった。

しかし、どうもそれも厳しそうな気がしてきた。北海道は、道中、道南に居たとしても、住んでいる九州までは、フェリーを乗り継いで3〜4日かかる。急に緊急事態宣言が出ても困る。

企業の業績発表や倒産件数、失業者数などを見ていると、お気軽な計画をしていることが不謹慎に思えてきた。

当面は、新型コロナの新規感染状況や各県の対応を見つつ、柔軟に計画を見直そう。

北海道の旅はずっと先になるかもしれないが、何かを気にしつつ旅をするのも面白くない、旅の魅力はストレスフリーだ。