老いてたまるか!

残された人生で今が一番若い!山旅と雑記のブログ

ガソリンが高い!

ガソリン価格何故高い

資源国が原油の増産見送り

OPEC加盟国などがコロナ禍で昨年から大規模な協調減産を続けていて、先月の会合でも増産を見送ることが決まったている。

新型コロナで、世界中で航空機の減便が続き、物流も滞っている、要は需要の先行きが不透明のため増産に慎重姿勢みたいだ。

確かに、新型コロナは日本では不思議なくらい感染者数が減ったが、ヨーロッパでは感染が再拡大していて、ドイツでは過去最多の感染者数と言っているし、ロシアも過去最多と言っている。

反面、アメリカなどは、新型コロナウイルスの感染が落ち着き始めて需要が増える見通しもあるので、原油先物価格が高騰しているようだ。

ニュースなどでは、新たな変異株が出て来れば、世界情勢がまた不安定になるので、それを見極めたい模様、などと書いているが、何らかの意図があるようにも思う。

こんな時は非資源国は辛い。

円安

追い討ちをかけているのが円安だ、今日のニュースでは一時5年ぶりの円安水準だとか、アメリカの経済指標が予想を上回ったのでアメリカの利上げが早まるのを見越して、円を売って金利の上がったドルを買う動きが進んでいる。要は日米の金利差の拡大を見込んでいる動きだ。

円安になれば原油仕入れ価格が上昇するし、当然輸入品の価格も上昇する。踏んだり蹴ったりだ。

経済産業相は、価格が一定の水準を超えた場合、石油元売り各社に補助金を出す方針らしいが、市場のガソリン価格が、これ以上上がらないよう抑える程度の効果しかないみたいだ。

物価上昇

原油価格が高騰すると企業の投入コストも上がる。コロナ禍で物流コストも上がっている。円安で輸入コストも上がるので、商品物価は上がっていく、既に値上げの商品も多い・・・残念!

二重税金

二重課税というのを聞いたことがあると思うが、代表的なのが、酒、タバコ、ガソリンだ。

それぞれ、酒税、タバコ税、ガソリン税があるのに消費税をかけている。

それぞれの物品税と消費税を合わせると、タバコは約6割、ガソリンがほぼ半分、酒が3分の1が税金らしい。

それは、それで良いとして、個人的に気に食わないのは、例えば250円のタバコに250円の税金をかけて合計の500円にさらに消費税をかけていることだ。

250円のタバコ税にも消費税がかかっている、要は税金に税金をかけていることになる。

それはないだろう!

僕は、酒はあまり飲まなくなったが、代わりにガソリンをよく使うようになったし、タバコ(アイコス)も吸っている。

ガソリン価格の地域差

旅をして感じることは、海なし県の長野、群馬あたりはガソリン価格が10円は高いし、京都も高い。

製油所が太平洋側にあるので、日本海側は輸送コストがかかるので高いというが、石川とか新潟県とかはそう高くない。僕が住んでいる九州でも大分に製油所があり、長崎や鹿児島はガソリンが高いと言われる。

先日訪れた岐阜県白川郷ではリッター182円だった、これには驚いた。名古屋から北上したが、名古屋は160円台、岐阜の高山あたりまで行くと170円を超えていたと思う。

白川郷の後、岡山で給油したが、リッター162円だった。

確か、今年のゴールデンウィーク頃までリッター130円だったのに、今は160円以上するので30円は上がっている。

 

僕の車は、バンコンタイプのキャンピングカーで、車体はハイエースワゴンのワイドで排気量は2,700CCだ。街乗りではリッター7〜8程度、旅に出ると10〜10.5(北海道で1ヶ月旅をしたら11.5だった。)だ。

購入から約1年半で30,000キロを超えている。

1ヶ月旅をすると約5,000キロ走る、燃費をリッター10として計算すると500リットル、

160円で計算すると80,000円、130円だと65,000円なので15,000円違うことになる。

嘆いても仕方がない、早期の原油増産を願うばかりだ!