”星乃珈琲”店内全面禁煙
この2〜3日”胃もたれ”がしていたので運動せずにいたが、今日は、散歩がてら3キロほどのところにある”星乃珈琲”まで歩いてモーニングを食べに行った。
僕は、電子タバコのアイコスを吸うが、以前あった喫煙席が”健康増進法の改正”に伴い4月1日から全席禁煙になっている。
友達と1〜2時間話をするなら、不自由だが、一人で食事をする間に煙草が吸えないからと言って、特に不自由はない。
新型コロナと喫煙
ITmediaビジネスオンラインによると
日本呼吸器学会は、「中国・武漢を中心に COVID-19 患者 1,099 名の臨床データを分析した研究では、喫煙者は人工呼吸器が装着される、あるいは死亡する危険性が非喫煙者の3倍以上になることが明らかになった。」と発表した。
フランスのピティエ・サルペトリエール病院は、「新型コロナの患者343人と軽症の感染者139人を調査したところ、喫煙者の割合がわずか5%で、フランスの喫煙率約35%を大きく下回っていた。」と同病院の研究チームが発表した。「喫煙者のほうが非喫煙者より新型コロナにかかりにくい。」という説を唱えているらしい。
アメリカの学術論文「ニューイングランド医学ジャーナル」では、「中国では感染者1000人中の喫煙者の割合が12.6%という研究結果が出ているが、中国の一般人口の習慣的喫煙者の割合は約26%。中国社会全体と比較して、感染者の喫煙率は大きく下回っている。」と言っている。
つまり、喫煙者が重症、死亡するリスクが高いという話と喫煙者が新型コロナにかかるリスクが少ないという、相反する研究結果が出ているということだ。
煙草と肺がん
喫煙率は年々減少しているのに肺がんの罹患数は年々増加している。何故、増加するのか?長寿化で歳をとって肺がんになる人が多く、数字を押し上げているという話だが、それだけでは、どうも説明がつかない。
以前は、「タバコを吸っていると肺がんになるが、アルツハイマーにはならない。」という研究結果があったが、最近は、逆にこの因果関係は否定され、喫煙が認知症リスクを高めるとか、アルツハイマーの危険因子になるという医学論文のほうが多いらしい。適当なものだ。
数字は信用できない
以前、高血圧治療薬の臨床研究論文不正事件があったが、マーケティングのために都合のいいエビデンスをつくる輩がいる。
こういうのには、多くの公益財団法人や学会が絡んでいて、その後ろにはスポンサーである製薬会社がいる。また、学会等は政治色が強いのも特徴だ。
要は、社会的な潮流や政治的な流れで数字は変わる。金と力が絡んでいるとスピンコントロール(情報操作)が行われるのは世の常か。
禁煙するなら35歳までに
禁煙と寿命についてはいろんな数字があるが、有名なのは、煙草を1本吸うと寿命が11分短くなるというものだ。喫煙年数と寿命の計算で言えば、30歳で禁煙すると寿命が10年延び、40歳で9年、50歳で6年、60歳で3年延びるという。
正直なところ、還暦すぎて禁煙しても・・・・。禁煙するなら35歳までにするべきだというのが一般的な話のようだ。
僕は、電子タバコのアイコスを吸っているが、アメリアのフィリップモリスという会社が開発した。
日本では2014年に販売が承認されたが、本国アメリカでは5年遅れの2019年に販売が承認された。タバコ事業の管轄は財務省で、日本タバコ(JT)の株の33%は財務大臣(国)保有だ。何か知らんが、金の匂いがプンプンする。
いろいろ理屈を言ったところで、煙草が体に良くないのは間違いない。禁煙すべきだろうか、もう間に合わないと思うが・・・!