退職祝い
地方公務員で長年勤務したが、以前の部署の仲間や近隣の飲み仲間、趣味の仲間など多くの方からお祝いをしてもらっている。大変嬉しいことだ。
還暦の時には、還暦祝いもしてもらった。
今まで、多くの先輩方を見送ってきたので、やっと自分の番がきたかという感じでもある。
何より、健康で定年まで無事に勤められたことには満足している。
晴耕雨読
お祝いをしていただく中で、1本の焼酎を頂いて感激した。「晴耕雨読」という焼酎だ。
別に焼酎が欲しかったわけでも、その焼酎が特にお気に入りというわけでもない。
この焼酎は、鹿児島の芋焼酎で、そんなに高い酒でもない。
何故うれしかったかというと、晴耕雨読の意味を知っていたからだ。
晴耕雨読を直訳すると、「晴れた日には田畑を耕し、雨の日には家にこもって読書をする。」ということで、悠々自適の生活を送るという意味や、世間のわずらわしさを離れて、田舎で心穏やかに暮らすことに使われる故事だ。
いただいたのは、飲み会の席などではなく。わざわざ職場に会いにきて手渡してくれた。十数年前、同じ部署で働いた後輩二人からの贈り物だった。
定年も延びるようですが、健康に気をつけて、君たちにも晴耕雨読の将来が来ますように!