老いてたまるか!

残された人生で今が一番若い!山旅と雑記のブログ

一切経山登山

一切経山(いっさいきょうざん)は、福島県の北部に位置する吾妻連峰東部の主峰で日本三百名山新日本百名山の一峰、標高は1,949mだ。

山形県から福島県に南下していたが、近郊の百名山である安達太良山西吾妻山磐梯山は登ったことがあるので、未登のこの山に登ることにした。

 

登山口は浄土平ビジターセンターというところで、朝6時30分頃着いたが、まだ少ない。

ここは有料(500円)の駐車場だが、朝早く着いたためか、係の人がいなかったので無料で止めれた。

ここの標高が1,580mあるので、山頂までは楽に登れる。

 

コースは、浄土平から一切経山に登り、紅葉見頃の鎌沼を周回し、吾妻小富士に登ってお鉢まわりだ。

距離約10キロ、累積標高約500mの行程だ。

 

登山道を40分も進むと酸ケ平分岐がある、ここから高度を上げていく。

 

 

紅葉が綺麗だ。

 

 

1時間15分ほどで山頂到着。

 

遠くに見えるのが、安達太良山だ。

 

 

写真では、分からないが風がものすごく強い。

突風の時は、屈まないと飛ばされそうになるくらいだ。

駐車場で隣の車の人と話したら、そもそもここは風が強いところで、更に今日は強風なので、その人は登らずに沼を散策して帰ると言っていたが、なるほどだ。

僕はアウターの下にダウンを着込んでいるが、体感は氷点下だ。

右の池は、魔女の瞳と言われる沼だが、正式には五色沼、春に凍っていた沼が徐々に沼の真ん中の氷が融けてくると瞳を開けているように見えるからだそう。

 

酸ケ沼に向かう、なかなかいい風景だ。

 

 

 

沼の周りは紅葉が綺麗だ。

 

先に見える吾妻小富士に向かう。

 

天気が良ければ列をなして登るらしいが、この強風で登る物好きは少ない。

 

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吾妻小富士から見た浄土平だ。ここも当然ながら強風で寒い。

 

福島市内方向?

 

火口の反対側に来たが、山頂の標識が見当たらない、風が強いので足早に歩いて通り過ぎたか・・・。

 

体が冷えたので、浄土平ビジターセンターに駆け込み、レストランで三春三角揚げうどん(850円)とやらを食べた、出汁が九州の出汁に似ていて美味しかった。

ところで、一切経山とは面白い名前だが、由来は、平安中期の武将”安倍貞任”が仏門に入って、一切経の経本千巻を埋めた言い伝えによるらしい。

安倍貞任?よく知らん!

阿部定なら分かるけど!