赤城山と言えば、『赤城の山も今宵限り・・・・』でお馴染み、国定忠治がかつて縄張りとしていた地だが、群馬県のほぼ中央部に位置する二層式の成層火山のようだ。
中央に火口原湖である大沼が位置し、周囲に外輪山の峰々、その外輪山の総称が日本百名山でもある赤城山ということらしい。
そして、その主峰が黒檜山(くろびやま)で標高は1,828mということだ。
長野県から群馬県に入っていたので、登ってみることにした。
GPSログ
GPSログでコースを示すと、黒檜山は、直登で90分程度なので駒ヶ岳を回る周回ルートにした。
黒檜山の登山口駐車場、ここにはトイレはないが、手前の駒ヶ岳登山口にはトイレがある。
200mほど車道を進むと登山口がある。
登山道は、白樺の樹林帯の中だが、時折展望が開ける。
登山口との標高差は500m程度なので、約90分で山頂に到着する。
誰もいないので、記念の自撮り!
天気は良いが、北風が強くて寒い、鼻水が出てなくてよかった。
黒檜山の山頂は展望が良くない、少し先に進むと絶景スポットがある。
写真は、北西の方向なので沼田市だろう。
黒檜山から少し駒ヶ岳方向に進むと、黒檜山大神が祀られているところがあり、その少し先に絶景スポットがある。
ここからの展望は素晴らしい、南西方向に小沼越しの前橋市内が一望だ。少し霞んでいるが、その先は秩父山脈だろう。
縦走路を進むと駒ヶ岳が見えてくる。
振り返って黒檜山!
駒ヶ岳山頂、ここからの眺めも素晴らしい!
条件が合えば富士山も見えるらしい。
駒ヶ岳から先の縦走路も気持ちのいい稜線だ。
駒ヶ岳の登山口に降りてきた。
この辺は、キャンプ場があったり旅館や飲食店もあるし、貸しボートの看板もあるようだ。前橋市内からだと1時間程度だし、避暑地としては良いところだ。
ここから1キロ程度、大沼沿いを駐車場所に向かう。
駐車場の直ぐ近くに赤城神社がある。
湖上に浮かぶように建つこの神社は、なかなか神秘的だ、朱色に映える橋が工事中で残念だったが、群馬県でも屈指のパワースポットらしい。
と言うことで登山と旅の安全を祈願したが、どうもこの神様は女神のようで女性の願いは必ず叶えられるとか・・・残念!
黒檜山への直登は、急で岩がゴロゴロのところもあるので多少歩きにくいが、先日の蓼科山に比べれば楽な登山道だ。
駒ヶ岳辺りでは何組も見かけたが、黒檜山には誰もいなかった、月曜日とはいえ、百名山なのに人が少ない。
昨日が雨だったので、登山道のぬかるみが心配だったが、縦走路が少しぬかるんでいる程度で全く問題なかった。
黒檜山から駒ヶ岳の先までの縦走路の稜線歩きは展望もよく強い北風以外は快適だった。
さて、次はどこに行こうか!?