牛頸山(うしくびやま)
1ヶ月ほど山に登っていないので、足ならしに近場の山を探していたら、この山にたどり着いた。登山口までは、自宅から40分ほどだ。
この山は、福岡県大野城市の最高峰だが、447メートルほどしかない低山だ。
最短距離で登れば1時間ほどで着くだろうが、調べてみると縦走ルートがある。それならば、行ってみるか・・ということで、登ることにした。
ルート
牛頸ダムの東にある水辺公園駐車場に車を停め、牛頸山〜三市町山〜黒金山〜大佐野山と周回するルートだ。このルートならそこそこ歩ける。
牛頸ダム水辺公園駐車場、ここにはトイレがあるのでいい。
このダムの周囲には何箇所か駐車場所がある、住宅地にも近いので、散歩に来ている人やダム周囲をジョギングしている人も多い。
駐車場入口の筋向かいに東北ルートの登山道入口が見える。本来は、ここから”大野城いこいの森キャンプ場”まで車道を歩いて、そこから登る予定だったが、こちらの方が面白そうだ。
僕が使っている登山アプリのヤマレコでは、このルートの踏み跡がない・・・、つまり、あまり使われていないルートということだが、少し覗いてみると、道標の赤いテープもあるので行けそうだ・・・ということで、このルートで登ってみることにした。
変わった道標もあって迷うことはない。
急登で滑りそうなところは、ロープがある。
大野城市内だろう、このルートは、尾根道だが、樹林帯で展望がないので、こんな所があると嬉しい。
1時間弱で牛頸山東峰に着く、手作りのベンチが嬉しい。しばらく行くと、”おかえり”の道標が・・・。
山頂まで10分程度だろうか、ベンチやブランコもある。
山頂到着!こんな感じだ。
何と山頂には、おみくじがある、竹で作った手作りだ。
横には丸い”ドラ”があり、”一たたき10年楽しかったことを偲ぶドラの音”と書いてある。
縦走路を進むとこんなものもある。漫画絵には”赤目のウイッチ”と書いてある・・何だそれ?アニメの登場人物?
三市町山に到着、展望はない。
さらに縦走路を進むが、歩きやすいし道標も親切だ。
黒金山に着いたが、ここも展望はない。
展望がいい名も無いピークがあったので、ここで昼食にした。
最後の山に向かう、天拝山まで行ってしまうと登山口に戻れなくなるので大佐野山までで登山口方向に下山する。
最後のピーク大佐野山に到着、ここも展望は良くない。
縦走路を周回して登山口に戻ってきた。
GPSログ
牛頸山とは、面白い名前だが、牛の頭が伸びた形に似ていたとか、6~8世紀にこの地に移って来た渡来人の故郷の名称を村の名につけたとか、諸説あるようだが、面白い山だった。
山頂にはおみくじやドラがあるし、独特の道標もある。随所に手作りベンチもあるし、登山道も歩きやすい。一生懸命この山の世話をしている人がいるのだろう、嬉しいことだ。
GPSログによると歩行距離は丁度8キロだった。明日は天気が崩れそうだし、1ヶ月ぶりの山で、足ならしにはベストの山だった。