四国の愛媛県と高知県の県境に寒風山、笹ヶ峰という石鎚山系の山がある。
寒風山は、四国百名山に名を連ねる山で標高は1763メートル。
笹ヶ峰は、日本二百名山に名を連ね石鎚山、瓶ヶ森と併せて伊予三名山とも言われる山で標高は1860メートルだ。
この二つの山は縦走路で繋がっているので、登ってみることにした。
コースは、一般的なルートである寒風山登山口から桑瀬峠を経由し寒風山を目指す。
その後、縦走ルートを笹ヶ峰に向かい、下山は笹ヶ峰南尾根登山口に下山し、出発地の寒風山登山口まで車道を歩いて戻る。(写真の右回りのコース)
寒風山登山口駐車場、ここにはトイレもあり、200メートルほど手前には臨時駐車場もある。
駐車場の近くに登山口があるが、いきなりの急登で、ビビった!朝イチで体がついていかない。
案内板によると寒風山まで、2時間10分、目指す笹ヶ峰まで3時間40分と書いてある。先が思いやられる。
急登を15分も進むと登山道も穏やかになった。今日は、先が長いのでオーバーペースにならないように息を整えながら登る。
桑瀬峠についた、四国特有の笹原が広がる。ここから寒風山方向に進む。
寒風山が近づくと、急登の場所も出てくる。
偽ピークをいくつか越して、やっと寒風山に登頂!
休憩もそこそこに次のピーク笹ヶ峰を目指す。結構遠い!
縦走路は、アップダウンもあるので、結構足にくるし、気温は20度を越えているのに残雪もあるが、気持ちのいい稜線歩きもある。
振り返って、歩いてきた稜線を眺める。
山頂到着!
記念撮影!
山頂には、石積みの上に祠があり、金剛蔵王菩薩と不動明王が祀られているみたいだ、一説によると石鎚山よりも山岳信仰の歴史が古いとも言われる。
山頂は、360度の展望が開け、瀬戸内海や石鎚山系の山々が見渡せる。
山頂には、5〜6名の登山客がいたが、各々に山並みを見渡しながら、休憩をとっていた。
僕も、行動食をとりながら、短いながらも至福の時間を過ごさせてもらった。
南尾根登山口に下山した。
ここから駐車場まで車道を約4キロを歩く。正面に見える山が、登ってきた寒風山だ。
途中にヘリポートがあった。遭難者の救助用だろう。
累積標高は1000メートルを越えているし、距離も10キロ越えだ。
昨日も山に登ったし、流石に疲れた・・明日はゆっくりするか!