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東北の旅⑤ 早池峰山登山

早池峰山(はやちねさん)

早池峰山は、岩手県にある標高1917mの山で、北上山地の最高峰の山だ。

日本百名山新日本百名山、花の百名山、新・花の百名山及び一等三角点百名山に選定されている。

ということで、天気はイマイチだが、明日から、また崩れるので、登ってみることにした。

 

早池峰山 モデルコース

河原の坊に駐車場があるが、直登する河原の坊コースは、崩落で立ち入り禁止になっているので、小田越からのピストンだ、ただ、小田越には駐車場がないので、河原の坊から小田越まで車道を歩くことになる。

 

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河原の坊の駐車場だ。道路の反対側にはビジターセンターがある。

僕は、車で25分ほどのところにある、「道の駅はやちね」で車中泊して、朝6時過ぎにこの駐車場に来たが、霧雨が降っていた。

天気予報では回復傾向なので、雨が止むのを約1時間待って出発した。


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車道を、約30分歩くと小田越に着く、ここには両サイドに路上駐車禁止の札があって、おじさんが立っている。

挨拶してみると路上駐車の監視員さんだった。

2〜3台の路上駐車に目をつぶると路上駐車だらけになるらしい、早朝から大変だ!

近くに監視所の建物があるが、電気、水道もないし携帯も繋がらないと嘆いていた。


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そしてここが、小田越の登山口だ。

 

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30分も樹林帯の中を歩くと、一気に展望が開ける。



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ひたすらガレ場を登る、雨上がりで少し滑るので、ゆっくり登る。

ここの岩は蛇紋岩というらしく、火成岩の仲間らしい。


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5合目の御金蔵(おかねくら)ってところだ、埋蔵金でも出てきそうな名前だ!


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更にガレ場を進む。ガスが取れない。


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梯子だ、ガスっているので、高度感はあまり感じない。登りはいいが、下りは滑りそう!

 

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梯子を登り上がると8合目だ!


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縦走路の分岐に出た、ハイマツの中を進む、天気が良ければなぁ・・・。


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最後の岩場を登ると避難小屋があって、その裏が山頂だ。


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避難小屋だ。


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山頂到着!やはりガスって視界不良!


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一等三角点


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早池峰神社奥宮、祭神は姫大神とされていたらしいが、いつのころからか瀬織津姫神を主神とするようになったらしい。

麓にある早池峰神社の例祭には、重要無形文化財早池峰神楽が奉納される、これが結構有名らしい。


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記念撮影!百名山96座目という御人から撮ってもらった。

20分はいただろうか、流石にじっとしていると寒い、風も止まっているし、ガスも晴れそうにないので下山する。


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麓の方は、ガスがかかっていない、次々に登って来る。

 

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河原の坊の近くに宮澤賢治の詩碑がある、

この登山口は、大谷翔平でも有名になった花巻市にあるが、花巻市宮澤賢治の生誕の地でもある。賢治自身もこの早池峰山に何度か登っていて、記録に残っているらしい。ただ、この詩碑の詩は早池峰山とは全く関係ない詩だった。

GPSログ

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ガレ場は苦手だ、山頂まで3時間近くかかった!

どうでもいい話

道の駅はやちね」で車中泊したが、そこは早池峰湖の湖畔にあって、熊が出るので、営業時間中は大音量で外向きに音楽を流している。

しかし、その音楽が古い、年寄りには心地いいが1970年代の歌謡曲やジャズだ。

雑貨屋さん程度の広さの道の駅で、入ってみると駅長さんが一人で留守番している感じだ。珍しいアケビも売っていた。

駅長さんと話していると昭和28年生まれと言う、音楽が古いのも納得だ!