老いてたまるか!

残された人生で今が一番若い!山旅と雑記のブログ

氷ノ山(ひょうのせん)登山

氷ノ山は、兵庫・鳥取県境にそびえる標高1,510mの山で別名須賀ノ山(すがのせん)とも呼ばれる。

兵庫県の最高峰で、中国地方でも大山(標高1,729m)に次ぐ高峰で、日本二百名山に選出されている。

案内によると天照大神が朝日に映える樹氷を見て「ヒエの山」と呼んだことが山名の由来とか、この山は、以前から登ろうと思っていたが、天候が悪かったりとタイミングが合わなかった。

先日まで四国にいたが、北上して鳥取に入ったのでこの山に登ることした。

 

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登山口は、わかさ氷ノ山キャンプ場から登ることにした。

一般的なのは、岐阜県側の福定親水公園から周回するルートみたいだが、鳥取県側にいたので、このキャンプ場から登る。

少し上に別の駐車場があって、トイレもあるが、通れないように馬が置いてある、登山者はここに止めろということだろう。

 

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中々良いキャンプ場だ。

 

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キャンプ場を通り抜けると登山口がある。

 

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熊の注意看板だ。熊鈴を忘れた!

四国にいたので熊鈴をつけてなかった。四国にも熊はいるが剣山系だけで個体数も少ないので気にしてなかったが、気をつけよう。

 

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1時間ほどで氷ノ越に着く、ここは岐阜県側からの登山道との合流地点で避難小屋もある。

分岐の角にはお地蔵様が鎮座しているが、歩いてきた道は旧伊勢道で、かつて因幡と但馬を結ぶ御伊勢参りの峠だった場所らしい。

お地蔵様は、天保14年(1843年)に建てられたと書いてあるが、計算すると181歳になる・・・すごい。

 

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氷ノ越を過ぎると氷ノ山山頂が見える。

計算では、後1時間ほどで着くはずだが遠い。

 

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ブナの自然林が残っていて、気持ちが良い。

他にも天然記念物のイヌワシもいるとか、ツキノワグマも・・・。

 

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道標に10分の5の表示があるが、10分の1から立っている、つまりここが中間地点ということだ。

 

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仙谷登山道との合流地点に着くが、仙谷コースは大雨等による浸食のため通行止めとなっている。

 

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こしき岩を過ぎると山頂は近い。

 

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中々いい感じだ。

 

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山頂が見えた、何と気持ちの良いアプローチ!

 

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山頂到着!

山頂は広々としていて、360度の展望で申し分ない。

 

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山頂付近は、笹原で覆われている。大山とか見えるはずだが霞んでいる。

 

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避難小屋の裏手には、ひっそりと須賀ノ山神宮跡の碑が祀ってある。

冒頭に別名須賀ノ山と書いたが、かつてはここに須賀ノ宮神宮があり、主に因幡側(鳥取側)の人々の信仰の山だったということだ。

 

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記念撮影して下山する。

三ノ丸というコースに下山するルートもあるが、まだ、足に疲労が残っているので、登ったルートで下山することにした。

 

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無事に駐車場到着!

GPSログ

登山道も整備されていて歩きやすいし急登でもない、山頂まで2時間程度で登れるし、周回ルートなどもある、展望といい日本二百名山に相応しい山だ。