福岡県久留米市の南東に明星山(標高362mの低山)という山がある。
特に歴史がある山でもなく、城跡や神社仏閣などもない、僕の家から30〜40分のところだが、1時間もあれば登れる低山なので今まで敬遠していた。
調べてみると白金山という山への縦走ルートがあるようだ。それなら登りがいもありそうだ・・ということで行ってみることにした。
登山口は幾つかあるが、周回するので、一の瀬親水公園というところから登る。
案内では、ここから白金山まで90分、そこから明星山まで60分程度のようだ。
この公園は駐車場のスペースも50台程度あって、川沿いの良い場所だ。休憩スペースやトイレも整備されているので、小さな子供や犬の散歩にも良い場所だ。
公園の階段を葛折りに登って登山道に入る。
登山道は、急なところや荒れているところは、ロープを張ってあるので問題なく登れる。
1時間弱で標高361mの向耳納というピークにつく、ここは展望はないが、ベンチがありプラスティックケースには、山岳地図と山ノートが入っていた。
このルートは北尾根ルートといい、割と新しいルートらしい。地域の方々の尽力にも感謝しよう・・・。因みに、ノートの感謝の字は僕ではありません。
歩きやすい尾根道を30分ほど進むと標高352mの白金山に着く、ここは180度展望が開けているので、久留米市内もよく見える。
山の名前に因んで白い釣り鐘がある。
さらに縦走路を1時間ほど進む。アップダウンはあるが非常に歩きやすい。
最後のピーク、標高362mの明星山に着いた。このピークも木々の間から展望が望める。
帰りは沢コースに下り、登山口の一ノ瀬親水公園に戻る。
GPSログ
この山は、標高は低いが縦走路はアップダウンがあるので累積標高は約600mになる。距離も8キロあったので、まだまだ寒いが好天のいい山行だった。