老いてたまるか!

残された人生で今が一番若い!山旅と雑記のブログ

岩屋山登山

岩屋山は、長崎市の北西部にある標高475メートルの低山だ。

1月に長崎七高山巡りをしたが、ブログに岩屋山もお勧めとのコメントをもらっていた。

調べて見ると、長崎市では金比羅山と一二を争う人気の山みたいだ。

と言うことで行って見ることにした。

 

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登山口は、長崎市総合運動公園から登ることにした。

 

一般的には、岩屋山の麓にある岩屋神社から登る人が多いようだが、標高差から見ても1時間で山頂に着いてしまう。

僕が住んでいる鳥栖市からだと、高速で2時間近くかかるのに、山頂まで1時間足らずでは、費用対効果が悪い。

ということで、縦走路の先にあるこの公園を出発し、十郎岳、舞岳を経て岩屋山に至るルートで登ることにした。


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公園の駐車場から横断歩道を渡ると登山口の小さい案内板がある。

登山道は、勾配の急なところにはロープが貼ってあるので、安全ではあるが滑りやすい。


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十郎岳山頂!なかなか見晴らしがいい。

ここの標高は245メートル、駐車場が140メートル位なので、15分位でここまで来れる。


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上浦を経て舞岳への案内板に従い下って行く。


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一旦道路に出て舞岳を目指す。

左の山が舞岳で、右奥が岩屋山のようだ。


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道路上に九州自然歩道の表示が・・・珍しい。

舗装路をしばらく歩き階段を登っていく。

 

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九州自然歩道の交差路に着いた、ここから舞岳に向かう。


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ここも勾配が急なところはロープが張ってあるが、やはり滑りやすい。

舞岳到着!ここの標高は252メートル。

 

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この山頂は舞岳城という古城趾で、案内板を見ると舞岳は手熊(この付近の地名)富士とも称され、1586年に樒(しきみ)越前が出城として築城、この地の地頭十八代福田忠兼が樒を追放し、恩賞として大村純忠(大名)から城を賜うた、そんな群雄割拠の時代(要は、動乱の時代)・・・みたいなことが書いてある。

 

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展望は僅かにあるが、木が邪魔している。

古城趾のため山頂には結構な広さがあるが、残念ながら木が覆い茂っている。

山頂付近の木を切って整備すれば立派な展望所ができるのになぁ・・惜しい。

 

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九州自然歩道の交差路に戻り、岩屋山を目指す、ここから2.5キロ!

 

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この縦走路は気持ちい、丁度中間付近に休憩所がある。

物干しみたいに横に渡した木にはフックが下がっていて、ザックを掛けて休憩できるようになっている。

ザックを掛けれる休憩所は他では見ない、素晴らしい。

ここには7〜8人が休憩していた、写真はその人達が入らないように撮ったので休憩所全体はもっと広い。

 

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岩屋山の直近の登山道は、長い階段状になっている。

息を上げて登り上がると広場がある、ここもいい休憩場所だが、山頂はもう少し先だ。


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標高475メートルの山頂に到着!

十郎岳、舞岳を回ってきたので、3時間くらいかかった。

 

ここには、岩屋神社の山頂神社がある。

ウィキペディアによると、古くから信仰の山で、大権現の三字を刻んだ碑のかたわらに数十人が入れる石窟(いわや)があったので、岩屋山の名がつけられた。伝説によれば行基菩薩が開山した岩屋山神宮寺もこの山にあった・・・とある。

 

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先月登った金比羅山や長崎湾を見渡せるが、チョット霞んでいる・・・PM2.5か?

日当たりの良いところでコンビニのおにぎり3個頬張り下山する。


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尾根沿いの登山道で十郎岳に向かう、十郎岳の手前の尾根には岩がゴロゴロ、70〜80メートル続いている・・・何かの跡と思うがググっても分からない。


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朝登った十郎岳に寄って駐車場に戻ってきた。

GPSログ

 

麓の岩屋神社に寄らなかったのが心残りだが、岩屋山は人気に違わぬいい山だった。

岩屋山〜舞岳の縦走路もいい。

スマートウォッチによると歩数約20,000歩、消費カロリー2,300、低山だが、距離も10キロ弱歩いたし、2時間かけて行く甲斐があった。