老いてたまるか!

残された人生で今が一番若い!山旅と雑記のブログ

里山ハイク(大平山、安見ヶ城山)

まだまだ朝方は寒い。それでも朝日が指すような天気の良い日は、気分もいいので、山に登ろうと思うが、冬場にそんな日は割と少ない。

今朝起きると空は一面雲で覆われている。天気予報は、明日から冷え込みが厳しくなり晴れ間も少ない。今日は、日中晴れ間が広がるとのことだ、ならば・・ということで重い腰を上げて山に行くことにした。

大平山(おおひらやま)

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この山は福岡県朝倉市にある標高315mの低山だが、その先に安見ヶ城という城跡まで散策できるようなので行ってみることにした。

 

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登山口である甘木公園駐車場に車を停め出発する。

 

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この公園は意外と広い、池の周りが遊歩道みたいに整備してあるので、散歩している人やジョギングしている人もいる。


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公園を巻いて登山口に入る、整備されていて歩きやすい。


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15分〜20分ほど登ると見晴台がある。


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綺麗に整備されていて、展望もいい。

 

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先に進むと分岐があった。左が新登山道(緩やか)で、右が旧登山道(急)だ。

右の旧登山道で登ってみる。写真の点線の直登コースだ。


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このルートは思いのほか急登だった。尾根道なので登り下りを繰り返し標高を上げていく、登りはいいが下りは滑りそうで避けたいくらいだ。

なるほど、下って来た人が一人いたが、後は誰も歩いていない。

急登を息を上げながら登ると山頂の見晴台が見えてくる。

 

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山頂に到着だ。

 

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ここは、更に展望がいい。写真は11時頃の福岡市内方向だが、まだ晴れ間がないのが残念だ。

気温も多分10度を超えているだろう。急登を息を上げて登ったせいで汗だくだ。

低山なので綿の肌着を着替えずにきたが、動いていないと汗冷えして寒いので、先の安見ヶ城山に向かう。


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一旦、木の階段を下って登り返すが、道も整備されているので、歩きやすい。


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道標に従い進むと、安見ヶ城山に着く。


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ここの山頂は木々に覆われているが、西方向だけ展望がある。写真は、脊振山方向だ。

やっと晴れ間が出てきた。


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看板には安見ヶ城山の歴史が書かれている。

要は、戦国時代に筑前で勢力を広げていた月氏筑前を支配しようとしていた豊後の大友氏が幾度となく合戦を繰り広げ、取りつ取られつした山城跡ということだ。

 

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下りは、歩きやすい新登山道を下っていく。


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登山口の甘木公園に下りて来た。

GPSログ

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登りは旧登山道を、下りは新登山道を利用したが、旧登山道は、直登コースで距離は短いが急登で息が上がる。新登山道は同伴者がいれば話しながら登れる程度の傾斜で道も広い、子供連れでも安心して登れるルートだ。

山頂までは1時間から1時間20分といったところ、安見ヶ城山までは更に15〜20分程度なので、初心者でも気軽に登れる山だ。

登山口の小郡公園には、サクラ4000本、ツツジ5000株があり、秋はモミジで景観が楽しめるらしい、その時期にゆっくり来たいものだ。