老いてたまるか!

残された人生で今が一番若い!山旅と雑記のブログ

タイヤチェーンもなく山に向かったが、引き返すハメに!

僕は北部九州に住んでいるが、先週末降った久々の大雪もすっかり溶けた。

タイヤチェーンはないが、雪山に登りたい。

年間の登山計画として、暖かい時期は標高の高い山を、雪山は低山を登りたい。単独行なので、危険は避けたいからだ。

それでも関西、近畿付近までは低山が多いので、時期を見て遠征したい。

やっぱり、タイヤチェーンが必要だ。

普賢岳

そんな折、雪も溶けて気温も上がってきた。近くの山なら行けるかも知れない!

道路情報を確認したら、チェーン規制もかかっていないようだ・・・ということで、昨年登っていない、普賢岳を目指した。

普賢岳は、長崎県南部の島原半島にある山だ、以前は、同域(雲仙岳)最高峰だったが、30年ほど前に噴火活動が始まり、火砕流や土石流で多くの死者を出し、その時生まれた溶岩ドームの山”平成新山”に抜かれてしまった。

その平成新山は登れないので、実質登れる最高峰は普賢岳になる。

大失態

普賢岳は、仁田峠というところから登るのが一番近いが、少し物足りないので、雲仙ゴルフ場の近くにある”池ノ原園地”から登る。山好きなら一般的なルートだ。

僕の家から120〜30キロ、高速で2時間、一般道でも2時間30分程度の道のりだ。天気は曇りだが、今年は未だ登山をしていないので、勢い勇んで向かった。

すると、登山口まで残り2〜3キロのところに、チェーン規制がかかっていた。

事前にネットで確認したはずなのに・・・

再度、WEBサイトを確認したら、僕が見ていたのは、国土交通省の道路情報提供システムだった。つまり、国道の規制情報しか載っていない。

県道は県の道路維持課(管理課)?で、主要地方道は市区町村の管轄、国のシステムには反映されていない。

クッソー・・気づかなかった!

確かに規制の手前にもかなり雪が残っていて、アクセルを踏み込むと横滑りしていたので、一か八か規制を無視して行く気にはなれない。何より事故は回避したい。

ということで、往復5時間のドライブで帰宅するハメになった。

今後のために、道路情報のサイトを探したら、JARTIC日本道路交通情報センター)のサイトがあった。

チェーン規制の場所や渋滞箇所も色で表示されている。少し見づらいが、アプリもあるし、早速、インストールした。同じ失敗はしたくない。

タイヤチェーンの種類

そんな事情で、帰宅後早速タイヤチェーンについて調べた。

あるサイトの売れ筋は、非金属、金属、布チェーンの順みたいだ。

・非金属チェーン 1万円位から

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非金属チェーンの中には、ジャッキアップや車の移動なしに取り付けられるものもあるみたいだし、走りもソフトだろう。

 

・金属チェーン 5千円位から

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個人的には、使ったことがあるので一番信頼できるし、安価だ。

ただ、取り付けが面倒!

 

・布 1万円弱

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これは、スタックした時の一時しのぎの物で、他のチェーン同様には使えないみたいだ、チェーンに加えて予備的に購入するものか?

画期的なチェーン発見

スパイクアーマー 4万円位

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これは、事前にタイヤホイルに受け口の器具を取り付けておき、 使用する際、その受け口に本体を取り付けるようになっている。

去年、クラウドファンディングで資金を集め商品化したみたいだ。普及していないのか、レビューが見当たらないので、能力の程は定かではない。

さてどうする?

車を買うとき4WDも考えたが、ハンドルが切れない(小回りが効かない)し高い。ハイエースのワイドボディなので、最小半径の小さいFR車(後輪駆動)を選んだが、駆動力のある後輪部分の荷重が軽いので雪道にはめっぽう弱い。一長一短だ!

スタッドレスタイヤもFR車では不安だし、タイヤの保管が面倒だ。

関西方面まで、車中泊をしながら山を巡るのであれば、タイヤチェーンを何度も着脱することになる。

買うとすると、一番着脱か簡単そうな”スパイクアーマー”だが、効果が不明だし値段が高過ぎる。

極寒期は通常は1月下旬から2月上旬なので、その時期の遠征を見送れば何とかなるかも知れない。

加えて新型コロナのことがある。隣接の福岡県に緊急事態宣言が発せられた。

僕の住んでいる佐賀県も増加傾向で緊急事態宣言が発せられるかも知れない。そうなると、不要不急の外出ができないので、遠征どころではない。

しばらくは、様子を見ることにしよう。