立山連峰
その主峰が立山だ、立山は雄山(おやま 3003)、大汝山(おおなんじやま 3015)、富士ノ折立(ふじのおりたて 2999)の三つの山の総称だ。
昨日、10年ぶりにその立山に登ったが、何と昨日はトザン(10月3日)の日だったらしい。
立山アルペンルート
立山駅からケーブルカー、立山高原バスを乗り継ぎ2450メートルの立山室堂で降りて、立山を目指す。
その先、トロリーバス、ロープウェイを乗り継ぐと黒部ダムに行く。僕は10年前に行ったので、今回は行かない。(ダムはあまり興味がない)
立山室堂まで往復運賃は4970円、黒部ダムまで往復すると11000以上する。
立山駅
ケーブルカーの始発が7時40分、チケット販売が40分前となっていたので、チケット販売は7時からのはず、ここ立山駅の駐車場で車中泊したが、一昨日長距離を走って疲れていたので、21時過ぎに寝て、深夜目が覚め、二度寝して起きたら6時だった。
お湯を沸かして、フリーズドライの味噌汁とおにぎりを頬張り、売り場に向かったのは6時半頃でこの行列だ、失敗した。
どうも時間前にオープンして、随時臨時便を出している。
結局、6時半頃から約1時間並んで、買えたチケットは8時50分発だった。
紅葉時期の土曜日というのもあるが、速い人は5時頃から並んだらしい。
ケーブルカー
立山駅の標高は、475メートル弱、このケーブルカーで標高977メートルの美女平まで7分で登る。
そして立山高原バスに乗り換え標高2450メートルの立山室堂まで約1500メートルの標高差を50分かけて登る。
50分は長いと思うかもしれないが、少しずつ視界に広がる大自然を眺めながらの50分は決して空きない。
バスの車内から
立山周辺は、9月末から紅葉が始まり今がベストシーズンだ。
曇っているので色合いが良くないが、車内から”オー”と声が上がるほどの絶景だ。
立山室堂
立山室堂に着き、早速、立山に向かって登山を開始する。6時に起きたのに、既に10時だ。帰りの最終バスは16時30分なので、あまりのんびりしている暇はない。
立山
写真の右手から登って、雄山、大汝山、富士ノ折立と3000メートルの峰を左端まで縦走する。
絶景
振り返って
大分登ってきた、中央がみくりが池で、煙が出ているのが地獄谷だ。
一の越山荘
最後のトイレ(有料)がある。
急登
ヘルメットが必要かもしれない。空気が薄いので、標高差の割には息があがる。
槍ヶ岳
左奥に尖っているのが”槍”だ。
雄山
上の社が、3003メートルの雄山山頂だ。
記念写真
山頂は混んでいるので、雄山を背景に撮ってもらった。寒い。
絶景
標高3000メートルから室堂を見下ろす、絶景だ。
大汝山
最も標高が高い3015メートルの大汝山山頂。
富士ノ折立
2999メートルの富士ノ折立だが、背景に写っているのが、黒部ダムだ。
山頂の温度は5度程度だが、縦走路は風が強いので、体感は0度位だ。手が悴む、夏用のウィンドブレーカーでは寒いので、カッパを着込んだ。目出し帽を被っている人もいたほどだ。
下り
三つの峰を縦走し、雷鳥沢に一気に降る。
絶景
曇っているので、写真が映えないが、立山室堂付近は森林限界で高い木は生えない。
ナナカマドやミネカエデ、チングルマなどの草花の紅葉は見事だ。
雷鳥沢キャンプ場
人気のキャンプ場だ。
実は、ここから立山室堂駅までかなり登り返すことになる。縦走して一気に下山して、かなり足を使っているので、地味に効く。
10年前も同じルートを歩いたが、5〜6回は立ち止まって休憩した。
振り返って
10年前からするとへばらずに地獄谷まで登ってきた。
みくりが池
逆さ立山を撮ってみたが、風があって池が波打っているので、今一だ。
立山室堂駅
何とか登山を終え帰ってきた、15時30分のバスに乗れたが、立山駅に降りるケーブルカーが混雑していて、結局、駐車場に戻ってきたのは、午後5時だった。
約10キロ先の温泉に入って、夕食(外食)を済ませて、宿泊場所の道の駅に着いたのは、午後8時過ぎだった。ブログを書く気力もなく寝た。
GPS ログ
両手に杖をついたお婆ちゃんが、息子に付き添われて同じバスに乗っていた。
係の人に抱えられるようにして乗車していたので、バスの出発が遅れたほどだが、誰も文句は言わない。おそらく、昔見た立山の絶景をまた見たいと思ったのだろう。
立山の魅力は、おそらくは写真を何枚貼っても伝わらないと思う。
圧倒的な大自然の迫力は、また来ないといけない・・・という義務感に襲われるほどだ。
今日の昼食
今朝は早く目覚めたので、買い置きのパンとコーヒーで済ませた。洗濯物が溜まったので、コインランドリーに行って、日本海沿いの北陸道をまったりと北上。
写真は、昼食の海鮮丼で980円だが、プラス100円で甘海老の味噌汁がつくという、丼に味噌汁がないのはやはり寂しい、騙されたと思って頼んだが、この味噌汁が絶品だった。
見た目では分からないが、寿司ネタにならない程度の小ぶりの甘海老が20尾は入っていた。
オープンテラスで美味しく頂き、ブログも書いたので、遅めの昼寝をしよう。