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北海道の旅 その3 斜里岳登山

斜里岳

f:id:kannrekizizi:20200717202030p:plain斜里岳は、知床半島の根っこに位置する山だ。羊蹄山の登山の後、曇り空が続いたので、道東をうろついていたが、やっと晴れ間が出そうだったので、日本百名山でもある斜里岳に登った。

 

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          [写真は、清里町のホームページから]

最初の地図に・・ヌプリという表示があるが、ヌプリはアイヌ語で山の意味で、この斜里岳は、アイヌ語でオンネプリというらしい。オンネは「大」の意味で、オンネ+ヌプリがなまってオンネプリになったらしい。

アイヌ人も表現した通り裾野が非常に大きな山だ。

登山コース


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                                                   [日本百名山コース図から]
清里登山口(清岳荘)から登る。この山の特徴でもあり魅力は、沢沿いを登るところにある。

この山は、標高が1547メートル、登山口が683メートルだが、累積標高差1000メートルを超えている。

コース図から計算するとコースタイムは4時間20分だ。また4時間越えか!

 

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登山口にある清岳荘の駐車場に止める。協力金100円、車中泊は510円と書いてある。

 

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この山最大の特徴、一の沢沿いを登る。

 

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時折、飛び石を渡りながら上流に向かう。

 

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三段滝、この下に二つある。

 

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滝の左側の岩肌を登る。

この辺までは、沢の横に歩くスペースがあったが、ここから先は、ほぼない。

 

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登り切って振り返ると恐ろしい。

 

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まだまだ続く、これも左端を登る。

 

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振り返るとやっぱり恐ろしい。

 

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ここは右側から登る。

 

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ここは左の土手を登る。

 

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どこを登ったか忘れた。右から巻いて左に飛んだか?

 

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先が見えてきた。

 

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まだまだ難所があった。ここは、左のギザギザの岩肌を登る。

 

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まだ終わらない。左端を登る。

 

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振り返るとやっぱり怖い。

 

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後続の方気をつけて!

 

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まだか!右の土手を登る。

 

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やっと終わった。胸突き八丁?一番キツイところか!

 

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このザレ場も滑る。

 

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馬の背に到着!あと30分。

 

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この前も撮った、ハクサンチドリ!

 

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最後の上り!
 

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斜里ダケに”斜めのポーズ”で撮ってもらった!

 

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展望を堪能しつつ、補給食を食べながら30分休憩!

写真が撮れてなかったが、摩周湖も見える。

 

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知床湾が見える。


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雲が綺麗だ!そろそろ下山しよう。


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下山は、新道と言われるところを降りる。この尾根道は”ハイマツ”で覆われていて、どこか高原風で気持ちがいい。 


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熊見?この峠は、各尾根が見渡せる。熊見というのは、ここから熊が確認できるということだろう。目を凝らして眺めるが、熊はいないようだ。


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眼下の町の様子だが、真っ平らだ。北海道は広い。

登山アプリのGPSログ 

結局、3時間20分で登ったが、コースタイムが遅すぎるかもしれない。

ゆっくり登っても4時間前後では登れるだろう。

感想

この山は、NHKの番組で、滝のような沢沿いを登る映像を見たことがあったので、知っていたが、沢沿いをひたすら登るというところは、他の山と一線を画している。

普通は、沢沿いを進み、一気に急登して尾根に出るのだが、この山は、沢がなくなるまで沢沿いを登る。雨の日や雨上がりの増水時は登れないだろう。

また、登山靴が流れるのを覚悟で登らないといけない。

岩肌を登る時は四つん這いで登らないと危ない。何度四つん這いになったことか!

女性は一人では厳しいかも知れない、同伴者が必要だろう。

こんな山は九州では経験できない。何はともあれ、いい経験をさせてもらった。