池塘に映る火打山
昨年末、iPadを買ったので本を読み始めたが、本だけでは勿体無いので絵でも描いてみよう・・
この山は、標高2,100m付近に天狗の庭と言われる高層湿原があって、そこの池塘(高山の湿原や泥炭地にある池沼のこと。)に映る火打山が印象的だったので描いてみることにした。
別に絵心があるわけではないので上手に描けるはずはない、なので写真を模写してみる。
左は、実際に僕が撮った写真で、右がweb上で探したものだ。
広角レンズのデメリット
僕の写真はiPhoneで撮ったもので、広角レンズなので被写界深度が深く、メインの火打山が遠くなるし、周辺の画像に歪みがでるため、実際感じたイメージとはかき離れた写真だ。
なので、web上で探した右の写真の構図を模写して描いてみた。
iPadで絵を描くまで
iPadで絵を描くには、ペンシルとアプリが必要だ。
ペンシル
Apple Pencilは高い(12,880円)ので、安価なAnikksというメーカー(おそらく中華製)の対応するペンシル(2,800円)を買った。
安いし駄目もとで買ってみたが一応それなりに使える。
しかし、操作していないのにスクリーンショットになることが多々ある。スクショの設定も問題ないし、ペンが誤作動している気もするが、相性が悪いのかも?
文字を書く程度なら問題ないが、絵を描くにはまともなペンシルが必要な気がする。
Apple Pencilを買うべきか!
アプリ(Procreate)
プロクリエイトというアプリは、かなり評価が高く、多くのクリエイターが利用しているようなので、このアプリをインストールした。
インストールに2,000円かかるがサブスクがなく買い切りなのがいい、かなりお得だ。
インストールしたのはいいが、ジジィには使い方が難しい。
絵を描くブラシの種類だけでも136種類もある。
Youtubeなどで使い方を勉強してみるが、イラストレーターやデザイナーの方の動画で、多少使っている人向きなのでイマイチ理解できない。
本屋に行っみるが、そもそもProcreateに関する本が置いていない、いろいろ調べて評価の高いこの本をAmazonで買った。
アプリを開いて、本に書いてある操作をしながら基本操作を覚えていく。
絵を描いてみる
レイヤーというのがあって、透明の画用紙みたいなものだが、それを何層も重ねて描いていく、これがデジタルで絵を描く基本なので、まずこれを理解しないといけない。
2度、3度と失敗しながら、まず構図を決めて、レイヤーをどう分けるか決め、何とか書き始める。
空のグラデーションや池に映る山は・・・等々、試行錯誤しながら何とか描いた。
初めて描いてみて難しいのは遠近感や色彩、思った色が全く出ない自然の色は難しい。
出来上がりを見ると、夏山のようでが空の色とあっていないし、雲があったほうがいい気もするし、絵としては散々だろうが、僕の火打山のイメージなのでこれでいい。
そもそも、初っ端から難しい風景画を描くことが間違いで、動物かなんかのイラストから始めるべきだろう。
次は動物の絵でも描いてみるか!