くじゅう連山
これは、大分県にある大船山(たいせんざん)から見た"くじゅう連山"だ。
湿原の坊がつるも見渡せる好きな場所なので描いてみることにした。
模写した写真
この絵を描くのに1週間かかった。何故かというと上手く描けなかったからだ。
1時間ほど描いて納得いかず、翌日描き直したりして日数がかかった。
何が難しい
山の色合い
写真と同様の色を出すには、スポイドツールという機能があるので、空などの単純な色は写真同様に描けるが、山は、いろんな色が混ざり合っているので、スポイドツールを使っても同様の色合いを出すのが難しい。
結局、茶色の汚い絵になってしまいそうだったので、やり直して緑を強調した鮮やかな色調にしてみた。
遠い山の凹凸や起伏
昼間の写真で影が少ないので、色の濃淡で表現するしかない。これが結構時間がかかるし厄介だ。
近い山
もっと、細かく描きたかったが、細かな草木をリアルに描くのはとてつもなく時間がかかるし、ブラシの大きさなどの問題もあり難しい。なので、少しボカシて描いた。
岩
初めて描いたので難しくて3回やり直した。
単純な岩ならいいが、ゴツゴツとした複雑な岩は厄介だった。
しかし、岩を描くのに使えそうなブラシを覚えたので収穫だ。
余談
ひらがなで”くじゅう連山”と描いたが、この山域は、玖珠郡”九重町”と竹田市”久住町”の境界に位置する。
なので、この山域一帯を表する場合は、論争があったが、両町の協議でひらがな表記で
「くじゅう連山」とすることになったらしい。
しかし、一般的には九重連山と表記されることが多いみたいだ。