目配山(めくばりやま)は、福岡県朝倉郡にある標高405メートルの山だ。
一週間ほど山に登っていないので、近場で行ったことのない山を探していたら、この山を見つけた、鳥栖の自宅から30分程度で行けるので行ってみることにした。
車は、歴史の里公園というところに停める。
公園の前には、大己貴神社(おおなむちじんじゃ)という立派な神社がある。
この神社は、我が国で最も古いといわれている神社のひとつらしく、神功皇后が新羅討伐の兵士を招集するために創祀し、戦勝を祈願したという言い伝えがある古社らしい。
何でも、秋に行えわれる伝統行事の”おくんち”では、大名行列みたいな出立で練り歩く盛大なお祭りが行われるらしい。
この朝倉という地域は、長崎街道の前進である秋月街道と日田街道の交わる地点で、その昔は交通の要所であったことに間違いはなく、歴史深くいろんな言い伝えがある地域だ。
目配山へは、この神社の横を北に進む。
目配山の方向に山が見えるが、せいぜい100メートルほどの山だ、目配山は405メートルなので、あの山のずっと奥だろう。
10分ほども歩いただろうか、ここから登山道に入るが、山頂までは60分と書いてある。
登山道は、おおよそ杉林の中で傾斜も緩やかだ。
日差しもないので、今の時期はあまり汗をかかなくて済む、山頂が見えた。
約1時間で山頂到着!
ここは見晴らしがよく、朝倉市内が一望できる。
山頂には”神功腰掛石”というのがある。
目配山の語源は、言い伝えでは、その昔、神功皇后がこの山に腰を下ろし、眼下に広がる景色に目を配ったことから、そう呼ぶようになったらしい。
この先に、標高422メートルの高宮山という山があるので行ってみる。
15分ほどで高宮山に着いた、ここはほとんど展望はない。
帰りも来た道を折り返して下山する予定だったが、登山アプリの地図を見ていると、他のルートがありそうだ。軌跡はほとんどないが行けそうなので、行ってみることにした。
途中、林道に出たので林道を降りてきた。
時間は、11時半前後だが、気温は25度くらいで林道は風が通るので涼しい。
無事に駐車場に戻ってきた。
GPSログ
今日は、8キロ弱の山歩きだったが、登山道に蛇はいるし、山頂にはアブに似た奴がブンブン飛んでいた。それ以外は傾斜も緩やかで思ったより汗もかかず良い山行だった。