「健康のために水を飲もう」
僕は、最近血圧が高めだ、薬を飲むレベルではないが、歳をとるに従い、動脈が硬くなって行く。誰もが上がる傾向にあるので予防策を講じたいと思っている。
「健康のために水を飲もう」推進運動と言うのがある。これは厚生労働省の推進事項で、以前、人間ドックの時に貰った資料の中に書いてあった。血圧にも関係あるとか・・？
なんでも、体内の水分が不足すると心筋梗塞、脳梗塞、熱中症などのリスク要因となるらしく、加えて正常な内臓機能を維持するためにも水分補給は不可欠とか・・。
一説によると１日２リットルの水を飲むといいらしい。真偽は不明だが、成人男性の60%が水分らしく、40リットル程度の水を体内に蓄えていることになる。
いずれにしても水を多く飲めば、代謝が促進されるので、老廃物の排出が進み、血液、血流の改善にも効果があるだろう。
鳥栖市の水道水
と言うことで、なるべく水を飲もうと思うが、水道水をがぶ飲みするのには抵抗がある。僕の実家は井戸水だったので、水道水の塩素臭（カルキ臭）が気になるのだ。
僕は、10回程引っ越しているが、地域で水の味が違うのが何となく分かる。中には水道水の温度にも差があると言う人がいる。
前の家には、ビルトインの浄水器をつけていたが、今のマンションは、直に水道水だ。鳥栖市の水道水は筑後川の水だが、そこそこ美味しい・・・しかし、どうしても塩素臭が気になるので直に飲む気にはなれない。
近くの天然水
僕の家から、車で15〜20分程度のところに天然水を汲める水場が２箇所ある。
一つは、道の駅吉野ヶ里だ。
ここは、東背振トンネル入り口から460m付近に横井戸100m掘り取水した天然水が無料で、いただける。
問題は、人が多過ぎることだ。ポリタンクなどを大量に並べた人が列をなしている。
早朝、深夜はわからないが、日中の混んでいる時だと30分以上は待つことになる。
もう一つは、みやきの名水だ。
この地区は非常に水質がいいらしく。数百万かけて井戸を掘って開設していて、何と個人経営の水飲み場だ。
アルカリ超軟水で硬度1.３らしいが、信じ難いくらい硬度が低い。しかし、一口飲んでみると極めて滑らか、納得の飲みやすさだ。
水の味なんてどこも同じだ・・と言う人がいたら、ここの水を是非飲んで欲しい。
この水で入れたコーヒーは最高だ。
書いたとおり個人経営なので、汲み終わったら浄財100円を入れて帰る。週に一度は買い物ついでに通っていたが、浄財を入れていない人も多い。
個人経営で、美味しい水を共有させていただいているので、100円くらい払えよ！と言いたい。
硬水と軟水
日本の水は基本的に軟水だ。
海外旅行に行って、水を飲んだらお腹を壊したと言う話はよく聞く。
ヨーロッパや北米は硬水なので、飲み慣れない硬水を飲んで腸がびっくりするのだろう。
海外のミネラルウォーターで有名な”ボルヴィック”はフランス、”エビアン”はカナダだ、いずれも硬水の地域なので、ミネラルウォーターが発展したのは、硬水だからだろう。
一般的に硬水は、ミネラル成分が豊富でカルシウムとマグネシウムの含有量が高く、肉の臭みやアクを出しやすいと言われる。
逆にアミノ酸やタンパク質もアクとして出してしまうので、洋風の煮込み料理には合うが、和食には適さないと言われる。食文化の発展には、水質があったのかもしれない。
浄水器を買った
水道水のがぶ飲みは嫌なので、水汲みに通っていたが、それも面倒なので、浄水器をつけることにした。
浄水器もピンキリだが、アルカリイオン水というのに目が止まった。なんでも胃腸の働きを助けるらしい。
僕は、若い頃十二指腸潰瘍を罹患したことがあるし、僕の父親は胃癌だった。つまり、胃腸が弱い家系ということだ。
効果の程は定かではないが、製品を見ると医療認証番号が付してある。法律に基づいた管理医療機器の認証を受けているということだろう。
浄水器は分からないが、食品など、健康産業界は過度な宣伝で大儲けをしている。
中には行儀の悪いヤカラも多いので気をつけないといけないが、この浄水器は医療認証番号があるので、少なくとも認証検査が行われ安全性は確保されているということなので、この浄水器を買うことにした。
朝起きてコップ１杯の水を飲む。水道水は飲む気になれないが、この浄水器の水ならガブガブ飲める。
即効性があるものではないし、効果の程もわからないが、毎日美味しい水が飲めるので良しとしよう。
