東山コース
5月16日東山コースを歩いた、翌日も朝早かったので日を跨いでブログを書いている。
先に、GPSログからコースを説明すると、伏見稲荷駅から伏見稲荷大社を通過し、清水山、東山公園を経て大文字山に至る。一旦哲学の道に下山し瓜生山、ケーブル比叡駅に至る全長24.6キロのロングコースになっている。
伏見稲荷駅
帰路も考慮し、車を出町柳駅近くのコインパーキングに止め、京阪電車で伏見稲荷駅に移動し、トレイル開始。
朝の伏見稲荷大社
伏見稲荷大社は、通常、お守りや御朱印を受け取るのは8時30分からだが、基本、門がないので24時間参拝できる。
この日は、コースが長いので朝、7時15分頃には、着いたと思うが既に多くの参拝者がいた。
伏見稲荷大社は稲荷山の麓にあり、稲荷山に至るルートにも鳥居(写真下段右)が立ち並ぶ、多くの人が伏見山に登っていた。
コースは、伏見山手前の分岐を北に折れる。
泉涌寺(せんにゅうじ)
コース上にあるこの寺は、皇室との関係が深いらしく、親王墓の立て看板が多くある。コースガイドには、二十五陵五杯塚九墓とある。
清水山
途中には、今熊野観音寺や清閑寺などがあったが、スルーし清水山に着いた。
清水寺を上から見れるかと思ったが、全く見えない。
ここから清水寺に降りるルートもあるが、そんな回り道もできないので先に進む。
東山公園
ここは、トイレもあるし、自販機もある、歩き始めて2時間半過ぎた頃なのでひと休憩する。
栗田神社
ここは、名前だけは聞いたことがある、社前が東海道なため旅立ちの守護神とか。
ねじりまんぽ
ルートはここを通過するが、”ねじりまんぽ”とは変な名前だ。
案内板によると、まんぽはトンネルの意味で、ねじりのあるトンネルという意味らしい。
上部にある傾斜鉄道と斜めに交わる道路に合わせ斜めにトンネルを掘り、更に強度を上げるため内壁のレンガを螺旋状に積む工法を取っているらしい。
琵琶湖疏水
これは、京都の灌漑・工業用水を確保するために琵琶湖の湖水を京都に引いた水路らしい。
水路には、線路が引かれ線路の上の台車には船が乗っている。
近くに水道局の人が何やら点検していたので、尋ねてみると琵琶湖から船に荷を乗せて水路で運び、ここから京都市内まで船を台車に乗せて降ろしたらしい。
どこから来たか聞くので九州だと返事すると、その人は北九州工業大学卒業という。僕も北九州で勤務したことがあるので、話も弾みかけたが、先が長いのでお礼を言って先に進んだ。
ところで、京都の水道水は琵琶湖の水らしい・・・まずそう!
大文字山
観光客にもお馴染みの大文字山に着いた。
12時過ぎなので、山頂は賑わっている。僕もここで昼食を取ったが、歩き始めて丁度5時間位、距離はおおよそ15キロだ・・・、まだ先が長い。
本当は、「大文字」の火床に行きたかったが、ルートから外れるので諦め、哲学の道に降りる。
銀閣寺
ルートは、銀閣寺から300メートル離れたところを通っている。
近くには霊鑑寺、安楽寺などもあったが、せめて世界文化遺産の銀閣寺(慈照寺)くらいはと寄ったが、相変わらず人が多い、足早に先に進む。
哲学の道の鴨
ほっこりするので写真を撮ってみた。
まだ、ここからひと登りし10キロ程度歩かなくてはいけない・・・。
瓜生山
瓜生山とは変な名前だが、きゅうりを好む牛頭天王(八坂神社の祭神)が、初めてこの山に鎮座したのが由来らしい。
三宅八幡駅でゴール
瓜生山から掛橋石鳥居、水飲退陣跡碑を経てケーブル比叡駅に至るのが正規ルートだが、ケーブル比叡駅はアクセスが悪いので、最後の分岐、水飲退陣跡碑から西にルートを取り、梅谷登り口というところに下山した、距離的にはほとんど変わらない。
そこから、近くの三宅八幡駅に辿り着いてゴール!!
この駅は、叡山電鉄の駅なので乗り換えなしで駐車場所に帰れた。
感想
この時期にしては、異常気象で気温30度の炎天下だった。その中27.4キロも歩き、累積登りもそこそこあるが、体のダメージはあまりなかった。
コース距離は、24.6キロになっている。
大文字山や銀閣寺は、コースから外れているので寄り道すると2〜3キロは直ぐに増えてしまう。
最初は、二日に分けて歩こうとも思っていたが、還暦過ぎの割には体が保ったので一日で歩けた。
個人的には、これくらいの距離歩くと足にかなりダメージがあるが、翌朝起きても足にダメージはほとんどない、ただ、腰が痛い・・・!