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中国地方の旅のまとめ

僕は、ハイエースをキャンピング仕様に改造した車(バンコン )で、この時期には北海道を旅するつもりだったが、新型コロナで計画が狂ってしまった。

と言っても長い車中泊はしたことがなかったので、1週間程度の車旅をして、不自由がないか、長期の旅が大丈夫なのか確かめておきたかった。

ということで、県をまたぐ移動が解禁された、6月2日から6月9日の間、中国地方を中心に7泊8日のキャンピングカー(バンコン )の旅をしてみたので、かかった費用や反省点などを書いてみる。

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宿泊場所

宿泊場所は、登山口の駐車場3箇所、道の駅3箇所、高速のサービスエリア1箇所で車中泊したが、一番安心して眠れたのは登山口の駐車場だった。何より静かだし、変な奴は来ない。

ただ、登山口の駐車場はトイレはあるが、温泉、食事施設がないので、事前に風呂に入って、食材を調達しておく必要がある。

道の駅や高速道路のサービスエリアは出入り車両が多いので気になるが、慣れれば熟睡できる。特に、高速道路のサービスエリアは、トラックがエンジンかけっぱなしで寝ている。ディーゼルなので音も大きいが、意外と気にせず寝れる。

こういうところは、食事もできるし、温泉施設を併設している所もあるが、事前に調べておく必要がある。

僕のように無計画で行くと、宿泊場所を見つけても風呂を探さないといけなくなるので、反省点だ。

ただ、この旅で一番感じたのは、思いのほか車中泊でもぐっすり眠れるということだ。窓には全てカーテンがあるし、運転席の後ろにもカーテンがある。要は寝るスペースは全てカーテンで覆うので周りのことが気にならない。これならば、長期の旅でも大丈夫だ。

食事

食事は、基本的に朝と夜は自炊にし、昼は外食にしようと思っていたが、面倒になり夕食の外食も何度かした。

登山口の駐車場では自炊もやりやすいが、道の駅などは、お湯を沸かす程度にして、外食にした。

結局、朝食は、買ったパンか自炊、昼は外食、夕食は、自炊半分、外食半分と言った感じだ。

自炊は、1回は、ご飯を炊いて食べたが、面倒なので、パックごはんを買ってレンチンして食べた。後は、フリーズドライの味噌汁と地元のスーパーや道の駅で買ったおかずだ。

僕の車は、天井にソーラーパネルを貼っていて、電子レンジも冷蔵庫も積んでいてガスコンロもあるので、普段の生活とあまり変わらなく出来る。と言っても車なので、簡単な自炊しかできないが、登山口の駐車場で食べる刺身も美味しいものだ。

食費は、外食は1食1000円程度かかった。そもそも登山旅で半分くらいは、山に登っていたので、午前中、山に登って、麓の温泉に入って、昼食は”カツ丼とうどん”とかになる。そのくらい食べないと、1回の登山で4000カロリー以上消費するので体がもたない。

食費の計算もしようと最初は領収書を取って置いたが、きちんと記録していなかったので、途中で分からなくなった。

登山の際の行動食や飲み物も買ったので、1日平均2000円位と考えたがいいだろう。とすると、8日間で16000円になる。

カップラーメンなども積んでいたが、食べなかった。

走行距離

走行距離は8日間で、1850キロ、車の燃費表示は、リッター10.5だったので、割ると約176リットルガソリンを使ったことになる。ガソリン1リットル125円として、22000円になる。

感覚的には、走り過ぎた。ドライブしているだけならいいが、半分は山に登っていたので、運転は疲れる。一般道であれば、1日200キロ位を限度に計画した方が良さそうだ。

高速料金

基本的には一般道を走ったが、山陰地方は、車専用道路(無料区間)も多くある。都心部は疲れるので高速道路を走った。四国に渡ったりもしたので、高速代は約10000円と言ったところだ。

反省点は、カーナビで一般道を設定したら、林道や離合できないような峠道を通ったりする羽目になった。

登山という目的があるので、どうしても山に入ることが多い。地図とカーナビを併用するべきだった。

風呂

風呂は基本的に毎日入るが、500円〜600円だ。温泉地では、300円程度のところもあるが、共同浴場だったりする。共同浴場は、貴重品ロッカーやシャンプーとかがない。

シャンプーは用意していたが、貴重品は、車に乗せて置くのも怖いし、少し高いが設備の整ったところを選んだ。

1日は、ドライブだけで車中泊の場所の近くに温泉がなく入らなかったので、7日間で約4000円になる。

8日間で食費が16000円、ガソリン代が22000円、高速料金が10000円、温泉が4000円とすると、52000円位かかったことになる。

洗濯

1週間程度の下着類は持ち込んでいたが、山に登ると洗濯物が増える。高速道路のサービスエリアにコインランドリーがあったので、そこで洗濯したが、登山用の服はポリエステルなどの速乾性の物ばかりなので、乾燥機は使わない方が良い。

天気が良い日にキャンプ場などに行って、洗濯物を干したが良いだろう。

 通信環境

僕の車は、テレビも積んでいるが、街に近いところは電波が入るが、山手はあまり入らない。

しかし、鳥取県の大山の登山口駐車場は、バリバリ入ったし、大分県長者原も入る。

僕は、クラウドWiFiからドコモのギガホに乗り換えてデザリングでパソコンを使ってブログを書いたりしていた。

ブログを書かないにしてもパソコンはやはり便利だ。旅先で何かを調べるにしても、携帯より遥かに使い勝手が良い。

アマゾンprimeに入っているので、テレビが見れない時は、映画も見れるし、YouTubeでニュースも見れる。

まとめ

車中泊は、思いのほか熟睡できる。場所の選定は事前にしておくべきだった。カーナビに頼りすぎると離合できないような峠道を通ることになる。

食事は、困らないし、パックごはんが便利だ。冷蔵庫には卵や醤油なども積んでいたので、最悪、卵ご飯でいいし、地元の食材を買うのも楽しいし、1日1食くらいは外食して名物を食するのもいい。

今度は、1ヶ月くらい、ゆっくり旅をしてみよう。登山は、週2日程度にして、のんびり過ごす日を作ったがいい。週に1日位は街に出て飲むのもいいかもしれない。

北海道の旅の計画を立てよう

6月19日からは、東京や北海道などへの移動も解禁になる見通しなので、北海道の旅に出ようと思っている。

登りたい山もいっぱいあるが、天候次第のところもあるので、地域別にコースや宿泊場所の情報を事前に調べておいて、臨機応変に旅をしたいと思っている。

ネットで探したら、キャンピングのガイドブックが1500円程度であるので、買うことにしよう。

梅雨に入りベタベタして気持ち悪い。早く梅雨のない北海道に逃げたいものだ。