北海道駒ヶ岳は、ウィキペデアによると
「北海道森町、鹿部町、七飯町にまたがる標高1,131 mの活火山である。渡島国・渡島半島のランドマークにして、大沼国定公園のシンボルともなっている。 江戸時代の旧称は内浦岳で、蝦夷駒ヶ岳、渡島駒ヶ岳とも呼ばれる。富士山型の紡錘状の山容から谷元旦が描いた絵画が渡島富士と呼ばれ、郷土富士となっている。」
と書かれている。
駒ヶ岳は全国に点在するが、晩春に見える雪形の形が駒(馬)に似ていることからだが、この山は山容そのものが馬のようだ。
活火山で山頂付近は入山規制がかかっているが、日本二百名山でもあるので行けるところまで登って見ることにする。
登山口は、赤井川登山口というところで6号目に当たる、トイレもある広い駐車場だ。
背景に写っているのが目指す駒ヶ岳だが、晴れ予報なのにあいにくの天気だ。
駐車場横の登山口には色々と注意書きがある。
火口から4キロ以内(現在地は火口から2.5キロ)には20センチ以上の噴石が飛来する可能性があるため、入山を規制しているが、一部その規制を緩和する。
緩和内容は、
ルート 赤井川登山道のみ、最終地点「馬の背」
期間 6月1日から10月31日まで
時間 午前9時00分から午後3時00分
ということだ。
お達しには従うとして、取り敢えずヘルメットをリュックにぶら下げ出発する。
登山道は、写真のとおり切り開かれた広い道で歩きやすい。
ただ、直登に近いので思いのほか、勾配が急だ。
1時間弱で馬の背に到着!
自撮りしてみたが、実は強風で飛ばされそうだ、10メートル以上は吹いている。
露出を変えて撮ってみた。
ここから山頂までは40分程度だが、入るな!と書いてあるので下山することにする。
下界に広がるのは大沼で
町の観光案内によると・・・
「大沼周辺は、明治36年(1903年)から北海道の道立公園として自然が守られ、公園施設が整備されてきたところで、全国でも最も古い自然公園の1つです。
大正4年(1915年)、4月17日には、三保の松原(静岡県)、耶馬溪(大分県)とともに、日本新三景の1つに選ばれ、昭和32年(1957年)、各方面からの大沼を国定公園にという昇格運動の後押しを受け、道に要望書を提出しました。
翌33年(1958年)7月に、道立大沼公園は13番目の国定公園の指定を受け、大沼及び駒ケ岳は国の特別保護区域となりました。」
と書かれている。
数万年前の駒ヶ岳の噴火活動でできたもので”沼”と言っているが、定義上は湖らしい。
その大沼(湖)を見ながら下山する。
無事駐車場到着!
GPSログ
登山としては物足りないが、なかなか荒々しい山頂の様子が感じとれたので良しとしよう。