紋別岳(もんべつだけ)は、北海道千歳市にある標高866 mの山だ。
本来は、日本二百名山の樽前山に登りたかったが、山頂付近は入山規制があり、現在登山道も工事中で登れない・・・ということで、同じ支笏(しこつ)カルデラの外輪山である紋別岳に登ることにした。
他に恵庭岳もあるが、ここも山頂付近は入山規制らしい。
登山口は支笏温泉の近くにあるので、車は支笏温泉の有料駐車場(1日500円)に止めることにした。
登山口にも10台ほど止められるらしいが、ここにはトイレもあるし、登山口までも近い、下山後は支笏湖の散策もできる。
駐車場から歩いて10分位だろうか登山口に着いたが、車が1台もない。
結構人気の山と聞いたのに、8時過ぎて車なし・・・?
案内板のところに入山届があるので書いて進むが、やはり今日はまだ入山者がいない。
登山道は、一般車は通行禁止だが舗装されたていて歩きやすい。
眼下に支笏湖が見えてきた。
山頂が見えた。
山頂には放送施設が見える、後で分かったがNTTの中継施設らしい。
支笏湖の全容が見えた、支笏ブルーだ素晴らしい。
あの電波塔の先が山頂だ。
山頂到着!
写真を撮り忘れたが、二等三角点がある。
誰もいないので自撮り!
山頂からの展望は抜群、札幌方向。
千歳方向、遠くの山並みは十勝連邦だろう。
登別?方向
左のユニークな山容が日本二百名山の樽前山で、プリンみたいなのは溶岩ドームらしい。右は風不死岳という山だ。
これは、活火山で山頂付近が入山規制がかかっている恵庭岳だ。
支笏ブルーを堪能したので下山する。
(左端が樽前山・風不死岳、右端が恵庭岳)
下山中、多くの登山者とすれ違ったが、登山口の駐車場は満車になっていた。
支笏温泉から見た紋別岳。
GPSログ
先日、山で会ったおじさんに紋別岳は登りやすいしおすすめだ・・・と聞いていたが、山頂にNTTの中継塔があるので、山頂まで保守点検用の舗装路があって、それが登山道になっている・・・そりゃ登りやすい訳だ。
それでも累積標高600m強、距離10k強歩いたし、何より北海道に来て一番の天気だった。
道央をうろうろしているが、北の方が天気が悪い、と言っても気象が不安定らしく、予報もコロコロ変わる。
明日は、曇り予報だが、さてどうしよう!
支笏湖散策
駐車場から少し歩くと支笏湖親水公園がある。
駐車場と公園の間に、土産物屋、飲食店などがあり、近隣に温泉旅館やホテルもある。
洞爺湖ほど人は多くないが、観光バスが何台か来ていて中国人か韓国人かわからないが、うろついている。
湖には、水中遊覧船やスワンボートが浮かび、カヌーやダイビング、ヒメマス釣りなどもあるらしい。
支笏湖には、ガソリンスタンドが一軒でコンビニはない、札幌からでも50キロはあるので登山客の出足も遅いようだ。
駐車場は、9:00〜18:00だが24時間利用可能で、出る時に料金を支払えばいい。
駐車場のおじさんに聞くとトイレも24時間開いているということなので、車中泊もできる。
山に登れなくなったら、水中遊覧船にでも乗りに来るか!