老いてたまるか!

残された人生で今が一番若い!山旅と雑記のブログ

北陸道で”汁”ざんまい!

天気が悪いので北陸道(国道8号線)をダラダラと北上している。

たら汁

昨日、富山県の朝日町を通ったが、ここは「たら汁」が有名で海岸沿いの国道8号周辺には「たら汁」を提供する店が立ち並び「たら汁街道」と呼ばれている。

昨年もこの町を通って食べなかったので、今回食べて見ることにした。

立ち寄った店は、この街道でも人気の高い「栄食堂」!

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店内に入ると昔ながらの定食屋の雰囲気で、ショーケースの中に刺身やモツ煮、あら炊きなどの一品料理が並んでいる。

刺身を取って、たら汁とご飯を注文してみた、15分程度は待っただろうか、アルミ鍋に入ったたら汁が豪快に出てきた。

 

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どんぶりが二つ付いてきて、一つは取り分けようで、もう一つは骨入れだ。

鍋の中には、たらのぶつ切りが、頭から尻尾までまるまる一匹入っている、これで一人前かよ!と思うほどの量だ。

具材は、牛蒡とネギのみでシンプル、薄味だが、肝、白子、真子などで出汁も出ている。

見た目はグロテスクだが、食べて見ると身離れもいいし、臭みもなくあっさりしてて美味しい。

そもそも、ここ朝日町はかつて”たら”の水揚げ量が豊富で、漁に出た男たちを待つ女房らが味噌とタラを入れ大鍋で煮込んで待ったのがはじまりらしく、この町で発祥した伝統的な汁物ということだ。

たら汁は880円、ご飯は220円、刺身が600円で1700円だった、お腹一杯にはなったが、少々お高い。

カニ

今日も雨で車が揺れるほど風が強い、新潟県に入り「道の駅マリンドーム能生(のう)」というところで、暫く休憩することにした。

ここにはカニや横丁というところがあって9軒のカニ屋が立ち並び、ベニズワイガニ(ゆでかに)を販売していて、店頭のテーブル席で食べられる。

日本海側では最大級のベニズワイガニ直売所らしい。
家族連れやカップルが、箱いっぱいのカニを頬張っているが、僕は一人なので、2階にある番屋という食事処で昼食を取ることにした。

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メニューはほぼ海鮮で、ノドグロメバルの焼き物もあったが、今日は寒いし、外で山盛りのカニを見たのでカニ汁を食べることにした。

 

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甲殻類はやはり出汁がよく出て美味しい。カニを食べると手が汚れるのが難点だが、刺身、小鉢が付いて1600円。

2日続けて少々贅沢をしたが、北陸ならではの味を堪能できたので良しとしよう。