金時山は、神奈川県と静岡県の境界に立つ、標高1,212メートルの山で、日本三百名山にも選ばれている山だ。
と言うより、昔話のマサカリ担いだ金太郎🎵の金太郎が幼少期過ごした山といった方が分かりやすいだろう。
ということで登ってみることにした。
登山口は、いくつかあって金時見晴パーキングというところか登れば1時間程度で登れるようだが、折角なので、金太郎が御祭神という公時(金時)神社から登ることにした。
ここは、金時神社の駐車場だが、10台程度しかスペースがないので、早く来るしかない。
それよりも、ここのトイレはエヴァンゲリオンのトイレとして、知る人ぞ知るトイレらしい。
公時神社に参拝し、登山開始。
しばらく登ると「金時宿り石」がある。
これは、金太郎が眼病を患い近くの姥子温泉で湯治していた時、仮住まいしていた場所で、石の直径は約20メートルと書かれている。
因みに、岩が割れているのは、金太郎が割ったものではなく、昭和6年に突然割れたものらしい・・・金太郎が割ったことにすればいいのに!
1時間ほどで他の登山道との分岐に着く、登山道は割と急だが、足元はしっかりしているので登りにくくはない。
ここから山頂までは20分程度だ。
箱根の街が見えてきた。
山頂到着。
昨日雨で、今日の午前中晴れ、午後は崩れる予報なので、富士山が見えたのは幸運だった。
話好きのおじさんに、写真を撮ってもらったが、マサカリを持てだの、担げだのいろいろポーズを取らさせられた。
箱根の街と外輪山だ。先日登った天城山もこの方向のはずだが・・・。
山頂には、茶屋が2軒あって、左が金時茶屋で右が金太郎茶屋だ。
金時茶屋には、13歳からこの茶屋を切り盛りしていた小見山妙子さんという人がいて、かつて昭和天皇が登頂された際、「金時娘」と名付けられ、以来、金時娘と呼ばれるようになったらしい。
今は、90歳は越えられているはずで、息子さんが切り盛りされている。
因みに、「なめこ汁」が名物だ。
また、もう一軒の金太郎茶屋は、ゴボウが入った「まさカリーうどん」が名物で、ゴボウは金太郎の息子、坂田金平にちなんでいて、キンピラゴボウの名前の由来らしい。
ただ、山頂に着いたのは8時過ぎで、朝飯もしっかり食べてきたので、何も食べずに下山する。
下りは、乙女口というところに下山することにした。
緩やかな尾根道を進む。
しばらく進むと長尾山に着く。
ここは、乙女峠の休憩所だ、見晴らしもいいし一服して行こう。
乙女口登山口に下りてきた。
ここから車道を歩いて駐車場に戻る。
約10分歩くと駐車場だ、登山の無事に感謝だ。
GPSログ
累積標高は638メートル、距離は、6.2キロだった。
ブログ書いてたら、雨が降ってきたし、明日の天気も微妙、明後日は雨予報だ、何処か晴れそうな所はないものか・・・。