昨日鳥取県に入って、今朝は雨のパラつく天気だが予報は曇りなので、近場の低山ならと探したところ、久松山という良い山があったので登ることにした。
この山は、豊臣秀吉の兵糧攻めの舞台となった鳥取城跡で標高は263メートルしかない。
なので、登るというほどでもないが、中国百名山の一座となっている。
駐車場は特にないので、歩いて10分ほどの所にある市の歴史博物館と公園利用者用の駐車場に止めさせてもらった。
これは、市の観光サイトに紹介されているものだが、少し分かりづらい。
城跡は、山麓と山頂にあり、山麓にあるのが山下ノ丸で、山頂にあるのが山上ノ丸と呼ばれている。
そもそも城は戦国時代に山頂に建てられ、江戸時代に入り更に山麓に城を整備したものだろう。
山麓の山下ノ丸の復元計画が随時進められていて、橋に門、石垣などが復元されている。
石段を登ると公園があって桜の名所らしい。
お稲荷さんが祀ってあるが、ここから先が山頂への登山道になる。
途中の展望!
登山道は、距離は短いとはいえ結構急だ、一合ごとに表示がある。
山頂到着!
あいにくの天気だが、鳥取市内が一望できる。
ここで、雨が落ちてきたので急いで下山する。
GPSログ
登りは、300メートルにも満たないが、5キロ強歩いたので良い運動になった。
残念だったのは、本陣山(太閤ヶ平)というのがあって、豊臣秀吉(当時羽柴秀吉)が攻め込んだ際、本陣を構えたところだ。そこまでの縦走路を歩きたかったが、雨にやられた。
鳥取市内をうろついたことはなかったが、城の前は、官公庁街で県庁、県警、裁判所、検察庁が並んでいて、よくあるパターンの街の作りになっている。
人口は20万弱らしい、こじんまりとした良い街だ。