松江城
松江城は、全国に12城しか残っていない現存天守の1つで、その中でも松江城天守は、彦根城、姫路城と並び、近世城郭最盛期を代表する天守として国宝に指定されている・・・ということで行ってみた。
車は、市営の大手前駐車場に止めるがキャパが狭い、ゴールデンウィーク中なので、朝8時過ぎに入った。(9時には満車になったらしい。)
城の入口には、初代城主の堀尾吉晴像が建っている・・・思いっきり逆光。
大手門跡から入り、三ノ門跡、ニノ門跡と進む。
ニノ門跡の近くには、松江神社がある。
松江神社の隣には、興雲閣なる洋風の建物がある。
案内によると
明治天皇の行在所に使用する目的でつくられたが実現せず、皇太子嘉仁親王(のちの大正天皇)の山陰道行啓にあたって御旅館となり、迎賓館としての役割を果たした。
その後、松江郷土館として活用してきたが平成23年に閉館、建物の持つ歴史と魅力を生かした新たな活用のため、平成25年度から平成27年度にかけて保存修理工事を行った・・・。
とある。
中が見れる訳でもなく、城の敷地内にこの建物は違和感があるが・・・。
一ノ門跡を抜けたところが、天守入館料の受付場所となっている。
手前にQRコードが表示してあるで、読み込んで手続きすればキャッシュレス決済ができるが、列を見ると現金で券売機で買った方が早い。
天守!
天守で目を引いたのは、通し柱だ。
当時、多くの城が築城されていて心柱みたいな大きな柱を作る木が手に入らなかったため、2階分の短い通し柱を配置して天守を支える構造にしたということだ。
天守の柱308本の柱のうち96本が通し柱で、これが、国宝の決め手の一つになっているらしい。
最上階は結構広い。
大山が見えるはずだが・・・!
堀川めぐりの料金は、大人一人1,600円、良い金になりそうだ。
足立美術館
庭園日本一ということで、以前から行ってみようと思っていて、やっと行くことができた。
何といっても、ミシュラングリーンガイドジャポンで21年連続日本一に選ばれたという庭園だ。
写真の建物は、新館で本館は奥にある。
まず、驚いたのは駐車場の広さで400台収容らしい、ゴールデンウィークでも余裕だ。
次に驚いたのは、入館料・・何と2,500円!
しかし、入ってみるとそれだけの価値がある。
館内は、庭園のみ撮影可で、その他の作品は、撮影できないので庭園の写真をベタベタ貼っておく。
因みに、苔庭、池庭、枯山水などがあるが、人が多いので思い通り撮れない。
一階には、喫茶が2つと茶室もある。
それは庭園を見るのに格好の場所(やり口がゲスい。)だが、どこも満席状態で何組も待っているので諦めた。
二階には、横山大観の絵画や北大路魯山人の陶芸作品が展示されているが、その作品数も半端ない多さだ。
僕は、絵にしろ陶芸にしろ造詣がないので分からないが、それでも圧倒される感がある。
入館料2,500円は、造詣のない僕には高いが、見る人によっては安いかもしれない。